IHIインフラスクエア参画のルーマニア長大吊橋工事、国土交通大臣表彰を受賞
IHIのグループ会社である株式会社IHIインフラスクエア(大阪府堺市、代表取締役社長:井上 学)がイタリアの建設会社Webuild S.p.A.と参画したルーマニアの「ブライラ橋建設工事」が、国土交通省主催の「第9回 JAPANコンストラクション国際賞」建設・開発プロジェクト部門において国土交通大臣表彰を受賞しました。
本賞は、「質の高いインフラ」を代表する海外建設プロジェクトを表彰し、日本企業のさらなる海外進出を後押しすることを目的に、国土交通省が2017年度に創設した表彰制度です。
EU域内第3位の中央径間を有する長大吊橋プロジェクト
ブライラ橋建設工事は、ルーマニア東部の主要都市であるブライラ市と対岸のトゥルチャ県を結ぶ国道整備事業の中核をなすプロジェクトです。
ドナウ川を横断する全長1,974.3mの長大吊橋の設計・施工を含む事業であり、中央径間1,120mはEU域内第3位の規模を有しています。
本事業は2018年に、株式会社IHIインフラシステム(2026年4月1付けで株式会社IHIインフラスクエアに商号変更)とWebuild S.p.A.で構成するJVが、設計から施工までを一括して担うデザインビルド方式により受注しました。設計・製作・架設を一体的に管理することで、工程の最適化と高品質な施工を実現しています。
現地造船所では約21,000トンの補剛桁を製作し、日本人技術者が品質管理や施工管理を担いました。IHIグループにとってルーマニア初の大型案件となりましたが、海外の長大橋建設で培った技術力や経験、プロジェクトマネジメント力を活かし、多国籍の関係者と連携しながら工事が進められました。
地域インフラへの貢献と両国の友好関係強化
ブライラ橋の完成は、ドナウ川横断交通の利便性向上や物流効率化、地域経済の発展、交通安全性の向上に寄与しています。
また、工事期間中には地域社会への支援活動や、日・ルーマニア国交樹立100周年を記念した交流事業も実施され、両国の友好関係強化にもつながりました。同社は今回の受賞を励みに、本事業で培った技術力と経験を活かし、今後も国内外のインフラ整備と持続可能な発展に貢献していくとしています。
本記事は株式会社IHIインフラスクエアの発表をもとに作成されています。

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