松竹ブロードキャスティング株式会社は、2024年7月19日、女優の市原悦子が主演を務めた人気ドラマシリーズ「家政婦は見た！」の全作品を、CSホームドラマチャンネルにて7月21日(日)から毎週放送すると発表した。

「家政婦は見た！」シリーズは、1983年に放送された第1作目「松本清張『熱い空気 家政婦は見た！夫婦の秘密”焦げた”』」を皮切りに、1988年まで全6作品が制作されたドラマシリーズだ。ベテラン家政婦・信子が派遣先の家庭で目撃する、一見理想的に見える家族の裏側に潜む秘密を描いた異色のサスペンスとして人気を博した。

シリーズ第1作「松本清張『熱い空気 家政婦は見た！夫婦の秘密”焦げた”』」は、松本清張の同名小説を原作としており、市原悦子、柳生博、吉行和子らが出演。大学教授の家に派遣された信子が、虚飾に満ちた一家の本当の姿を目撃するストーリーだ。

第2作以降も、柴英三郎による脚本、富本壮吉による演出のタッグで制作が続けられ、市原悦子演じる信子が様々な家庭の秘密を暴いていく。

CSホームドラマチャンネルでは、7月21日(日)午後10時30分から第1作目の放送を開始。以降、毎週日曜日の同時間に各作品が順次オンエアされる。なお、土曜日の午後10時30分にも再放送が予定されている。

「家政婦は見た！」シリーズは、スカパー！、J:COM等のケーブルテレビ、ひかりTV、auひかりテレビサービス等で視聴可能だ。往年の名作が蘇る貴重な機会となりそうだ。