キャスター×コクヨ、オンライン型ビジネスコンシェルジュサービス開始
キャスターとコクヨアンドパートナーズが共同で、オンライン型ビジネスコンシェルジュサービス「オンラインコンシェルジュ」の提供を2024年6月26日より開始する。このサービスは、経理業務をはじめとする事務作業の負担や、庶務担当者の不足といったバックオフィス業務の困りごとを解決することを目的としている。
キャスターは2014年9月に「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げて創業し、フルリモートワークで組織運営を行っている企業だ。一方、コクヨアンドパートナーズは、長年働く空間や働き方を研究・提案してきたコクヨグループでBPO事業を提供している会社である。両社は2024年3月に業務提携し、それぞれの強みを活かしたサービスの提供を目指している。
「オンラインコンシェルジュ」は、コクヨブランドの信頼性と、キャスターの優秀なリモートアシスタントによる業務遂行が特徴だ。オンラインで24時間365日即戦力を活用でき、庶務から経理・労務などの専門領域まで幅広い業務に対応する。また、マニュアル準備不要で導入時の負担が少なく、育成・マネジメントも不要なため、雇用リスクを低減できるメリットがある。
サービスの利用は、サービスサイトからの問い合わせから始まり、説明・ヒアリング、提案、契約締結、導入準備を経てサービス開始となる。価格は月額39万円(税抜)から、80時間の対応が可能だ。
両社は「オンラインコンシェルジュ」を通して、企業の人材不足課題の解決に取り組んでいく方針だ。労働人口が減少していく社会において、従来の労働に関する「バイアス」を解除していくことが、キャスターの使命だという。