厚労省が自殺予防週間に向け啓発強化へ 小中高生の自殺者は過去最多538人
東京都千代田区に所在する厚生労働省は、毎年9月10日から16日の「自殺予防週間」において、関係府省庁等と連携した啓発活動や相談事業の周知活動を強化している。2025 年の自殺者総数は前年より減少したものの、小中高生の自殺者数は538人と過去最多となり、深刻な状況が続いている。2026年度の自殺予防週間では、電話やSNSによる相談体制の拡充や、若者向けを中心とした集中的な啓発活動などを実施する。
2025年の自殺者数は減少も小中高生は過去最多
2025 年の自殺者数は、総数が 19,188人と前年と比べ 1,132人減少した。ほとんどの年代で減少している一方、19歳以下の自殺者数は増加している。特に近年は小中高生の自殺者数が増加傾向にあり、昨年の小中高生の自殺者数は前年より9人多い538人と、過去最多となり極めて深刻な状況が続いている。
2026年度自殺予防週間における啓発の取り組み
2026年度の自殺予防週間では、電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、主にこども・若者に向けてポスターや動画による相談の呼びかけなど、集中的な啓発活動を実施する。


また、インターネットやSNSに馴染みのない人へも印刷して配布できるよう、相談窓口のご案内リーフレットやゲートキーパーの啓発に向けたリーフレットのデータを提供し、幅広い層に対する積極的な広報活動を支援している。
相談窓口と関連情報サイト
支援を必要としている人に向けた電話相談窓口やSNS相談窓口として、以下のウェブサイトが開設されている。
- まもろうよ こころ(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/):電話やSNSで相談できる各種相談窓口や、自殺対策に関する情報をまとめたサイト
- 支援情報検索サイト(https://shienjoho.go.jp/):悩み別、相談方法別、地域別ごとに適した相談窓口を検索できるサイト
なお、厚生労働省はメディア関係者に対し、報道のあり方によって自殺を誘発する可能性があることから、WHOの『自殺報道ガイドライン』に沿った慎重な報道を行うよう協力を求めている。
本記事は厚生労働省の発表をもとに作成しています。
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