松戸市人口50万人到達、お祝いセレモニー開催

松戸市の人口が50万人に到達し、7月10日に市役所でお祝いセレモニーが開催された。50万人目の市民となったのは、6月1日に生まれたばかりの千葉遥賀さん。セレモニーでは、本郷谷市長から花束が贈呈され、遥賀さんの姉・伊織さん(2歳)が受け取った。市長は「これからも子どもがすくすくと育つような環境づくりをがんばりたい」と話した。

記念品として、JAとうかつ中央・田嶋幸浩会長から、えだまめなど8種類の季節の野菜の詰め合わせと、JAとうかつ中央直営のファーマーズマーケット「さいてって」の商品券がプレゼントされた。田嶋会長は「一度に野菜をたくさん贈呈しても小さいお子さんには食べきれないと思うので、商品券で好きな時に好きなものを買ってほしい」とあいさつした。

千葉さん一家へのインタビューでは、松戸市に住んでいて良かったと思うことについて、父・裕介さんは「子どもは2人とも市立総合医療センターで産まれ、上の子が病気になった時も総合医療センターで親身に対応していただいてとても感謝している」と述べ、母・怜さんは「よく行く乳幼児の居場所『ほっとるーむ』では、他の子と遊べる貴重な機会になっている」と話した。

裕介さんは実家が松戸で、「一度仕事で松戸を離れたが、東京に転勤になった際に、首都圏に住むなら松戸しかないと思った」と現在の住まいを決めた理由を振り返り、「都心に近く、自然も多く残っているこの松戸で、このまま子育てをしていきたい」と話した。