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スタイルブレッドの桐生酵母、世界のサワー種ライブラリーに国内2例目の収蔵決定

焼成冷凍パンの製造・販売を手がける株式会社スタイルブレッドの自家製酵母「桐生酵母」が、製パン・製菓原料メーカーであるピュラトスグループの「サワー種ライブラリー(Puratos Sourdough Library)」に国内2例目として収蔵されることが決定した。世界中から選定されたサワー種(発酵種)を保存する同ライブラリーへの登録により、世界へ受け継ぐ価値のあるサワー種の一つとして評価を受けた。

世界の貴重な発酵種を保存・培養するサワー種ライブラリー

ピュラトスグループが運営するサワー種ライブラリーは、製パン工程においてパンに香りや味わいをもたらす主要成分であるサワー種を保存する施設である。

同ライブラリーには世界中のベーカーから寄贈された157 種/33ヶ国(2026年9月現在)のサワー種が保管されており、菌株が将来にわたり生き続けられるよう最適な環境下で保管・培養が行われている。世界に一つしかないサワー種の文化遺産を守り、次世代へ受け継ぐことを目指している。

群馬・桐生の自然環境と100年以上の歴史を受け継ぐ桐生酵母

桐生酵母は、株式会社スタイルブレッドのルーツである群馬県桐生市の自然環境下で培養されている独自の自家製酵母種である。初代・田中健治が酵母づくりに適した地として選んだ桐生市は、渡良瀬川と桐生川が交わる豊かな水資源と、赤城山から吹き渡る風「赤城おろし」を特徴としている。

初代から100年以上にわたり受け継がれてきた自家製酵母づくりの取り組みは、冷凍パンに特化した現在も同社のパンづくりを支える要素となっている。

独自の乳酸菌構成と品質管理体制を評価

桐生酵母は、工場の近隣にある研究開発施設「桐生酵母研究所」にて群馬県産の小麦粉から種継ぎと種起こしが行われており、酵母菌と乳酸菌がともに生きる発酵種であることが特徴である。

徹底した管理のもとで長年維持・継承されてきた桐生酵母は、他には類を見ない独自の乳酸菌種の組み合わせを有する点などが評価され、貴重なサワー種として認定された。同社では一部グルテンフリーパンなど桐生酵母を使用していないパンを除き、各工場で製造するパンに桐生酵母を使用している。

収蔵にあたり、ピュラトス サワー種ライブラリーのカール・デ・サミット氏は、発酵種が持つ独自の微生物叢の多様性がライブラリーの使命に貢献すると述べている。株式会社スタイルブレッド代表取締役の田中 知は、地道な積み重ねが世界のサワー種ライブラリーに認められたことへの謝意を示している。

株式会社スタイルブレッド 会社概要

株式会社スタイルブレッドは群馬県桐生市のベーカリーをルーツとし、2006年より冷凍パンの製造・販売を開始した。全国約5,000のホテルやレストランにパンを提供しているほか、2018年に家庭向けブランドを開始し、2024年5月より「STYLE BREAD」として定期購入サービスを展開している。

  • 会社名:株式会社スタイルブレッド
  • 設立:2006年5月
  • 代表者:代表取締役 田中 知
  • 事業内容:パンの製造・販売
  • HP:https://stylebread.com/

本記事は株式会社スタイルブレッドの発表をもとに作成しました。

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