くろがね四起の修復10周年記念イベント、御殿場市で2026年9月22日に開催へ
NPO法人防衛技術博物館を創る会は、2026年9月22日に静岡県御殿場市で「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」の展示を行う。2016年の修復完了から10周年を記念した催事「くろがね四起」修復10年記念イベントとして実施される。日本初の量産小型4輪駆動乗用車といわれる同車両の展示や走行に加え、修復に携わった関係者によるトークイベントも開かれる。
車両展示やお披露目走行を実施
当日は御殿場高原ホテル「かえでの間」およびエントランスを会場として、12時から15時まで車両展示が行われる。14時30分から14時45分にはお披露目走行も予定されている。
参加費は無料で整理券が必要となる。詳細はPeatixのイベント特設ページで案内されている。
- 会場:御殿場高原ホテル「かえでの間」およびエントランス(駐車場あり、三島駅・御殿場駅発のシャトルバスあり)
- 日時:令和8年9月22日(火・祝)12時~15時
- アクセス・シャトルバス時刻表:https://www.tokinosumika.com/
- 整理券受付(Peatix):https://bougihaku-kurogane10.peatix.com/view
当日の写真や動画撮影、三脚等の撮影機材の利用に制限は設けられていないが、SNS等へのアップロードや二次利用は常識の範囲内で行うことや、他の見学者への配慮が求められている。また、戦闘服、軍服、アニメキャラ等のコスプレ(版権許諾者は除く)での来場や、モデルガン、模造刀等の持ち込みは禁止されている。
修復に携わった技術者によるトークイベント
会場では13時から14時まで、「くろがね四起(前期型)修復作業を振り返って」と題したトークイベントが開催される。
登壇者は、NPO法人防衛技術博物館を創る会代表理事の小林雅彦氏、神奈川県相模原市にある有限会社永遠ボディ代表取締役の松村敬太氏、静岡県御殿場市の株式会社カマドのメカニックである藤原昌典氏の3名となる。修復作業に関する当時のエピソードなどが語られる予定となっている。
現存する希少な「くろがね四起(前期型)」
くろがね四起(前期型)は、日本陸軍が制式化した日本初の国産実用四輪駆動車である。昭和10年(皇紀2595年)に採用されたことから「九五式小型乗用車」と命名され、日中戦争や第二次世界大戦において主力乗用車として使用された。「くろがね四起」の名称は、製造元である株式会社日本内燃機のブランド名に由来する。
今回展示される車両は終戦後に民間に払い下げられた後、昭和30年頃に故障のため放置・保管されていたものを、同会が修復作業を前提に2014年に入手した。2年余りの期間を経て当時のエンジンで走行可能な状態に修復され、2026年現在、日本国内に一台のみ現存する希少な車両とされている。
NPO法人防衛技術博物館を創る会について


NPO法人防衛技術博物館を創る会は、静岡県御殿場市に機械産業の継承発展と国民の防衛意識の向上に寄与することを目的とした公設の防衛技術博物館の設立を目指し、2011年より活動している。機械技術遺産として国産防衛装備品を後世に遺すため、東富士演習場隣接地への博物館設置を目指している。2017年には自民党国会議員有志による「防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟(代表、中谷元)」が発足し、趣旨に賛同する会員数は全国で約600名となっている。
- 公式HP:http://www.tank-museum-japan.com/
- 公式youtube:https://www.youtube.com/@npo4015
- 参考(クラウドファンディングページ):https://readyfor.jp/projects/bougihaku
- 問い合わせ先:NPO法人防衛技術博物館を創る会 事務局(木下、森田) 電話番号:0550-82-2854(カマド自動車内呼び出し) E-mail:tank@k-m-d.co.jp
本記事はNPO法人防衛技術博物館を創る会の発表をもとに作成。
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