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OrcaReplayがGPT-6 Astraの動作指示を取得しGitHub公開

FlashLabs株式会社は、日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」の開発チームによるAIエージェント実行記録ツール「OrcaReplay」が、OpenAIの新モデル「GPT-6 Astra」のAIエージェント動作指示(システムプロンプト)を取得し、GitHubで公開したことを明らかにしました。動作指示の取得は2026年9月5日に実施され、通常は確認できないエージェントの動作ルールを差分として検証できるようになりました。

GPT-6 Astraの動作指示を取得・公開

AIコーディングエージェントは、ユーザーの指示とともに動作のルールをやり取りごとにモデルへ送信しています。この動作指示はエージェントの挙動や使えるツール、安全性への配慮を規定するものですが、通常はユーザー側から直接閲覧できません。

米国のAI研究機関Continuum AIが開発する「OrcaReplay」の開発チームは、Codex CLIが送信した通信を記録する仕組みを用い、1コマンドで「GPT-6 Astra」の動作指示を取得しました。2026年9月5日18時42分(日本時間)に公開リポジトリへ収載を完了し、直前世代にあたる「GPT-5.6 Sol」および「GPT-5.6 Luna」の動作指示と並べて差分を確認できる状態で公開しています(※動作指示の取得日時はリポジトリ記録に基づく)。公開リポジトリには、Claude Code、Codex CLI、OpenCodeなど計20件の動作指示が収載されています(2026年9月8日時点、当社確認)。

動作指示から読み取れる設計思想の変化

公開された動作指示の差分からは、GPT-5.6世代からの設計思想の変化が確認できます。

「GPT-5.6 Sol」や「GPT-5.6 Luna」ではエージェントの性格と明確なタスク境界が重視されていたのに対し、「GPT-6 Astra」では「許可」と「自律性」の扱いを軸に再設計されています。具体的には、確認を行う前に承認済みの作業をレビュー可能な形まで進めるよう指示されている点や、一度得た承認について再度の許可を求めてはならないと明記されている点、外部ファイル等の記述よりもユーザーの新しい指示が優先される点などが挙げられます。

AIエージェント実行記録ツール「OrcaReplay」の特徴

「OrcaReplay」は、AIエージェントの実行を記録し、再生や分岐、比較を行えるオープンソースのコマンドラインツールです。モデルとの通信経路にローカルプロキシを挟むことで、質問や返答、ツールの利用結果などをすべて記録します。

記録した内容はネットワークを遮断した状態で再現できるため、AIモデルへの問い合わせや課金を発生させずに検証を行えます。また、実行の途中から別のモデルに切り替えて比較する機能も備えています。パスワードやAPIキーなどの秘密情報は記録時に自動で除外され、識別情報が残る生の実行記録は公開しない設計となっています。コードはApache-2.0、実行記録の仕様はCC BY 4.0で公開されています。

会社概要

FlashLabs株式会社

  • 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号
  • 代表取締役:細井洋一
  • 設立:2023年7月
  • 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)
  • URL:https://www.flashlabs.ai/

Continuum AI

  • 概要:次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)
  • 事業内容:OrcaRouterの開発・提供
  • URL:https://www.continuum01.ai/

本記事はFlashLabs株式会社の発表をもとに作成しています。

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