エフアンドエム、オフィスステーションに年末調整向けAI機能を2026年10月提供へ
株式会社エフアンドエムは、提供する人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」において、年末調整のコミュニケーション工数を削減する2つのAI機能を2026年10月にリリースする。従業員からの問い合わせ対応を行うチャットボットと、控除証明書を読み取るAI-OCRの2機能がオプションとして追加される予定だ。
年末調整におけるコミュニケーション負担の軽減へ


年末調整は1年の中でも人事・労務担当者の業務負荷が高い業務とされている。これまでも申告書の配付や回収、進捗管理などの業務を削減するサービスが提供されてきたが、年に1度の業務であるため従業員側に知識や経験が蓄積しづらく、記入間違いによる差し戻しや問い合わせ対応に多くの工数が割かれていた。エフアンドエムはこれらの課題に対応するため、担当者の工数削減を目的とした新たなAI機能を導入する。
問い合わせ対応を行うAIチャットボット

AIチャットボットは、年末調整に関する用語の説明や控除内容などの疑問を、従業員が申告画面から直接質問できる機能だ。制度の複雑さや毎年の法改正によって発生する問い合わせを従業員が自己解決できるようにし、担当者の対応工数削減を図る。あらかじめ登録されている年末調整情報に加え、企業独自のルールを記載した社内資料を読み込ませることで、自社専用にカスタマイズすることも可能としている。
95%の正答率で控除証明書を読み取るAI-OCR
AI-OCR機能は、生命保険料控除証明書や源泉徴収票など多様な証明書の画像から、文字情報を95%の正答率で読み取る。これまでもオフィスステーションに搭載されていたが、2026年版では性能を大幅に改善したという。スマートフォンなどで撮影された提出画像や入力データの正誤判定までAIが自動で実行するため、担当者が不備確認や差し戻しに費やしていた時間を大幅に削減できるとしている。
オフィスステーションは、人事・労務業務および従業員の社内業務を効率化するクラウドソフトで、「労務」「勤怠」「給与計算」「年末調整」、社労士事務所向けの「Pro」などで構成されている。
運営会社の概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社エフアンドエム
- 代表者:代表取締役社長 森中 一郎
- 設立:1990年(平成2年)
- 資本金:9億8,965万円(2026年6月末現在)
- 連結売上高:208億767万円(2026年3月期・連結)
- 従業員数:1,056名(2026年6月末現在・連結)
- 事業内容:人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」、中小企業向け管理部門支援サービス、会計事務所向け支援サービスなど
本記事は株式会社エフアンドエムの発表をもとに作成。
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