HexagonがX線CTデータ解析ソフトVG製品のポートフォリオを刷新
Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社は、X線CTデータの解析ソフトウェアであるVG製品のポートフォリオを刷新し、2026年7月にリリースしました。日常的な目視検査から最先端の研究開発まで、多様なワークフローや専門レベルに対応する複数のエディションが提供されます。
用途に応じた5つのエディションを展開

刷新されたVGSTUDIO MAX2026.2では、ユーザーの用途に合わせて以下の5つのエディションが用意されています。

- VGSTUDIO MAX Essential:ビジュアル検査および基本解析向けのエントリーパッケージ。目視検査や欠陥の検出、可視化に対応します。
- VGSTUDIO MAX Dimensions:高度な形状解析機能を統合したパッケージ。複数部品に対する堅牢な測定計画を効率的に作成・管理できます。
- VGSTUDIO MAX Analyse:樹脂・鋳造および材料科学向けのパッケージ。シミュレーションワークフローへのデータ連携にも容易に対応可能です。
- VGSTUDIO MAX Battery:バッテリー業界専用ソリューション。Analyseエディションの機能に加え、専用のバッテリー解析機能を搭載しています。
- VGSTUDIO MAX Pro:VGSTUDIO MAXのすべての機能を含む最上位パッケージ。最大限の柔軟性と性能を提供します。
あわせて、CTデータを用いた寸法計測ソフトウェアVGMETROLOGYや、生産ラインでの自動検査に対応するソフトウェアVGinLINEについても、新たなエディション体系へ移行しました。

検査業務を効率化するマルチパート計測機能

最新版には新機能としてマルチパート計測機能が搭載されました。CTスキャンのバッチデータ全体を読み込み、一度測定設定を行うことで、プロジェクト内のすべての部品データへ自動的かつ同期的に適用されます。これにより、大量検査業務における手作業の大幅な削減が見込まれます。

航空宇宙、自動車、医療機器、電子機器などの精密製造業では、生産ロット全体にわたる寸法の一貫性が重視されます。従来のCT検査では部品ごとに測定計画を設定し、スキャンデータ間の同期や結果集約を個別に実施する必要があり、ばらつきや工数の増大が課題となっていました。新機能の導入により、作業負荷の軽減や検査工程の効率化、迅速な意思決定が支援されます。
総合検査機器展への出展とセミナー開催
新ポートフォリオおよび新機能の詳細は、Webサイト(https://volumegraphics.hexagon.com/jp/products/vg-software-release-updates.html)で案内されています。

また、同社は展示会への出展およびセミナーの実施を予定しています。
- 展示会名:JIMA2026 第13回総合検査機器展
- 開催日程:2026年9月16日(水)~18日(金)
- 会場:東京ビッグサイト
- 小間番号:東1ホール J-61
- 公式サイト:JIMA2026 総合検査機器展
- セミナー日時:9月16日(水)11:30から
- セミナー題目:内部品質を可視化から価値化へ。デジタルツインとしてのCTデータが変えるモノづくり

Hexagonについて
東京都港区に拠点を置き、代表取締役社長を池谷望が務めるHexagon Manufacturing Intelligence株式会社の親会社であるHexagon(Nasdaq Stockholm: HEXA B)は、計測技術分野における世界的リーダーです。製造業、建設業、鉱業、自律型システムなどの分野でソリューションを展開しています。
- 規模:世界50か国で約24,800名の従業員
- 売上高:約54億ユーロ
- Webサイト:hexagon.com
本記事はHexagon Manufacturing Intelligence株式会社の発表をもとに作成されています。
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