パナソニック ハウジング、マンションリノベ向けバスルーム「MR」を刷新

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、マンションリノベーション市場向けに、パナソニックバスルーム「MR」シリーズを刷新した。新築マンション価格の高騰や狭小化を背景に、中古マンションや空き家への注目が高まっており、築15年から30年のリノベーション適齢期のマンションストックが過去最高の300万戸に達している。政府統計の総合窓口(e-Stat)によると、リノベーション市場は今後さらに伸びていくと予想されている。

同社が2024年6月に実施したマンションリノベーション実態調査では、「もう少し予算をかけておけばよかったと後悔した場所」について、キッチン、バスルーム、トイレといった水まわりが全体の約8割を占めた。そこで、2019年から展開しているマンション向けのパナソニックバスルーム「MR」を、「シンプルで美しいバスルーム」をコンセプトに刷新した。

本製品は完全受注生産のため、工場で壁面の器具や金具を取り付けるための穴あけ加工を行うことで、現場でのトラブル回避やリノベーション市場で求められる施工時間の短縮を実現する。同社従来品と比較して、作業時間を約10分短縮できるという。

また、マンションリノベーション市場をターゲットに壁柄のラインアップを刷新し、市場ニーズを反映した、同社従来比約10%ダウンのシンプルでお求めやすいプランを品揃えした。さらに、リノベーションをサポートするWebサイトをオープンし、サポートツールも充実させている。

同社では今後も、『くらしの「ずっと」をつくる。”Green Housing”』を事業スローガンに、環境への配慮はもちろん、日々のくらしをより豊かにする上質な空間を提案していく方針だ。

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