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没後25年の相米慎二監督による傑作3本が4Kレストア化 11月27日より順次公開へ

相米慎二監督の没後25年を記念し、『魚影の群れ』『東京上空いらっしゃいませ』『あ、春』の3作品が4Kデジタルリマスター版として劇場初公開される。特集「没後25年 相米慎二 4Kレストア」として、2026年11月27日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国順次公開される予定となっている。相米慎二監督の命日である9/9(水)には、グラフィックデザイナーの畑ユリエが手がけたティザービジュアルも公開された。

今回の4Kデジタル修復では、映像を35㎜オリジナルネガから4K解像度(4096×3072)で高精細スキャンしたデータを元に修復が行われた。音声についてもオリジナル音ネガから96kHz24bitでデジタイズした後にノイズ処理が施されている。

修復作業は撮影当時のスタッフや関係者の監修のもと、松竹映像センターにて実施された。

第83回ヴェネチア国際映画祭で『魚影の群れ』を上映

第83回ヴェネチア国際映画祭(9月2日~9月12日)のクラシック部門(Venice Classics)では、日本映画で唯一選出された『魚影の群れ 4Kデジタルリマスター版』(英題:The Catch 4K Digitally Restored Version)のワールドプレミア上映が現地時間の9月3日14:15よりSALA CORINTOで行われた。

上映前には松竹株式会社海外事業部グローバル営業室の高川彩が登壇した。高川は、本作が相米慎二監督の長編4作目にあたり、カメラを止めずに撮影する長回しが多用されている点や、過酷なマグロ漁のシーンにおける修復の難しさについて説明した。また、音響効果は音響効果技師の小島彩と録音技師の小野寺修の両名が監修したことが明かされている。

今回上映される3作品の詳細は以下の通り。

  • 『魚影の群れ 4Kデジタルリマスター版』(1983年/140分/英題:The Catch 4K Digitally Restored Version)

吉村昭の原作をもとに、青森県下北半島最北端の漁港でマグロの一本釣りに挑む男たちと情熱的な女たちの世界を描く。脚本は田中陽造、出演は緒形拳、夏目雅子、佐藤浩市、三遊亭円楽、十朱幸代、下川辰平、矢崎滋。

  • 『東京上空いらっしゃいませ 4Kデジタルリマスター版』(1990年/109分/英題:Tokyo Heaven 4K Digitally Restored)

不慮の事故で命を落とした新人モデルが現世に舞い戻る姿を描いた作品。脚本は榎祐平、出演は中井貴一、牧瀬里穂、笑福亭鶴瓶、三浦友和、毬谷友子、出門英、谷啓。

  • 『あ、春 4Kデジタルリマスター版』(1998年/100分/英題:Wait and See)

突如現れた父親によって日常を揺さぶられる証券マンとその家族を描いたホームドラマ。1999年のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、1999年度キネマ旬報ベストテン1位に選ばれた。脚本は中島丈博、出演は佐藤浩市、山﨑努、斉藤由貴、富司純子、藤村志保、余貴美子、三浦友和。

上映情報

  • 特集名:没後25年 相米慎二 4Kレストア
  • 劇場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
  • 公開日:2026年11月27日(金)~(全国順次公開)

本記事は松竹株式会社の発表をもとに作成されています。

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