不動産投資家266人に聞く「初めての投資物件」「きっかけ」「相談相手」は?
不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)は、2024年6月に不動産投資家266名を対象にアンケート調査を実施した。調査では、初めて取得した不動産投資物件、不動産投資を始めたきっかけ、不動産投資の悩みを誰に相談するかなどについて尋ねた。
調査の結果、初めて取得した不動産投資物件は、1位が「1棟アパート」、2位が「戸建賃貸」、3位が「ワンルーム区分マンション」という結果となった。1棟アパートは収益性の向上とリスク分散、手頃な投資スケール感が選ばれた理由だ。戸建賃貸は比較的少額で高利回りが狙いやすく、融通が利くことから入居対象者の広さと定着性の高さが魅力となっている。ワンルーム区分マンションは新築だとローン審査が通りやすく、フルローンを組みやすいため元手ゼロの状態から始められる点などが人気を呼んでいるようだ。
1棟アパート投資を始めたきっかけは、「不動産経営への興味」と「副収入」がトップタイとなった。その他、「税金対策」「資産運用のリスク分散」「自己住居の確保」「地域社会に貢献」「インフレ対策」「不動産会社等で勧められた」等の回答があった。積極的なきっかけだけでなく、物件を相続したり譲渡されたり、勧められて始めたりなど受動的な理由から始める方も少なくないようだ。
1棟アパートを経営していると悩みは尽きないが、そんな時に誰に相談するかを調査したところ、最も多いのが「家族」だった。続いて「誰にも相談しない」「不動産会社」「親族」という結果となった。意外なのは「パートナー」の順位で、今回の調査結果では金融機関の担当者くらいにしか信用されていないことになる。その他、税理士や知人友人、行政書士や弁護士、司法書士といった伝統的な相談相手に加え、投資仲間や不動産投資コンサルタント、ファイナンシャルプランナーなどの回答もあり、不動産投資の普及を感じさせる結果となった。
今回の調査結果は、不動産投資に挑戦する人々の一助となることが期待される。URUHOMEでは今後も不動産に関する様々な視点からアンケート調査を実施し、調査結果を報告していく予定だ。