若者支援の新拠点設立へ、サンカクシャがクラファン実施

特定非営利活動法人サンカクシャは、親を頼れない15歳から25歳の若者の支援を行っている団体だ。2019年の設立以来、約300名の若者に寄り添い、居場所や住まいの提供、仕事のサポートを通して自立を後押ししてきた。

設立5年を迎えるにあたり、若者の「働きたい」という思いを後押しするため、仕事のサポートに特化した新たなシェアオフィス「サンカクオフィス」の設立プロジェクトを始動した。「しごとを通じて、まちの人とつながる」をコンセプトに、若者とまちの人が対等につながれる場を目指す。

サンカクオフィスには、モチベーションを維持できるワークスペースや、内職・手仕事ができる作業スペース、みんなで食事ができるキッチン・カフェスペース、若者のチャレンジを形にできる出店スペースなどを設ける予定だ。

プロジェクトの立ち上げから完成後まで、「みんなで一緒に若者の社会サンカクを応援してほしい」という思いを込め、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて1,000万円を目標に資金を募集する。期間は2024年5月20日から7月5日まで。

サンカクシャは、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送れるようになるまでのサポートを続けていく。社会的に支援が追いついていない現状の中、若者一人ひとりに寄り添い、街全体で見守る新たなコミュニティづくりに挑戦する。