瀬戸内市と岡山村田製作所、Green CarbonがJ-クレジット地産地消で協定
岡山県瀬戸内市と株式会社岡山村田製作所、Green Carbon株式会社の3者は、2026年9月2日に農業分野におけるJ-クレジットの創出と活用を促進する「地産地消モデル」連携協定を締結しました。
瀬戸内市内の水田約1,210haを対象に、温室効果ガスの削減といった環境負荷の低減と、農業所得の向上を同時に目指す取り組みを進めます。
地産地消モデルの仕組みと背景
瀬戸内市は2030年までのゼロカーボン実現を目指す「脱炭素先行地域づくり事業」を推進していますが、地域の基幹産業である水稲農業においては、農業者の高齢化や後継者不足、農業所得の安定化が課題となっています。今回の連携では、カーボンクレジットの「創出」「購入」「収益還元」を瀬戸内市内で完結させる仕組みを構築します。
具体的な仕組みは次の通りです。
- 創出(作る):市内の農業者が水稲栽培期間中の中干し期間を7日間以上延長することで、メタンガスの発生を約30%抑制します。Green Carbon株式会社の手続き代行によりJ-クレジット化します。
- 購入(使う):地元の株式会社岡山村田製作所が、地域で生み出されたJ-クレジットを購入・活用します。
- 還元(めぐる):クレジット販売益の大半が地域の参加農業者へ直接還元され、農業者の副収入となります。
参画する3者の役割
本協定において、各パートナーは以下の役割を担います。
- 岡山県瀬戸内市(自治体/関係者を増やす):制度の普及啓発、市内農業者への参加呼びかけ、地域全体のゼロカーボン施策の推進を行います。
- Green Carbon株式会社(事業統括/まわす):中干し延長プログラムの取りまとめ、自社ツール「Agreen」を活用したクレジット申請・検証手続きの一括代行、収益の還元業務を担当します。
- 株式会社岡山村田製作所(購入企業・技術協力/つかう):地産地消クレジットの購入による地域貢献、地域農業・地域脱炭素への貢献を行います。
協定調印式の概要
協定調印式は2026年9月2日の14:30〜15:30に、株式会社岡山村田製作所 コモンルームで開催されました。
登壇者は以下の通りです。
- 瀬戸内市長 黒石 健太郎
- 株式会社岡山村田製作所 代表取締役社長 上林 季之 氏
- Green Carbon株式会社 代表取締役 大北 潤 氏
本件に関する問い合わせ先
田んぼの中干しに関すること
- 岡山県瀬戸内市役所 産業建設部 農林水産課
- 電話番号:0869-22-3934
- メールアドレス:nourinsuisan@city.setouchi.lg.jp
脱炭素施策に関すること
- 岡山県瀬戸内市役所 環境部 生活環境課
- 電話番号:0869-22-1899
- メールアドレス:kankyo@city.setouchi.lg.jp

本記事は岡山県瀬戸内市、株式会社岡山村田製作所、Green Carbon株式会社の発表をもとに作成しました。
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