Dellows News

CORSAがLINE AI見積もりを改修 成約データ検証や管理画面UIを刷新

CORSAは、提供する「LINE AI見積もり」のアップグレードを実施した。実際の成約データを活用した見積もり精度の検証環境を整備したほか、スタッフがLINEに近い操作感で顧客対応を行えるよう自社データベース上の管理画面UIを刷新した。AIによる一次対応と人による対応を連携させ、修理相談環境の強化を進めるとしている。

成約データを活用したAI見積もりの検証・改善

バッグや財布の修理では、同じ修理箇所であってもブランドやアイテム種別、形状、状態によって必要な作業や価格が変わる場合がある。

CORSAでは、2026年7月に実際に成約した修理案件のデータを確認し、AI見積もりの検証・改善に活用できる仕組みをアップグレードした。ブランド、修理箇所、アイテム種別、商品の形状、実際の修理内容、実際の成約価格などのデータを確認できる環境を整えている。

今後は、AI概算と正式見積もりの差額や実際の成約価格との差額、価格の乖離率などを確認しながら検証を進め、価格差や乖離が大きい案件については料金条件や見積もり条件を見直す方針だ。また、売上データ取り込み時に金額が0円のデータやアイテム情報が未入力のデータを確認できる警告機能も追加されている。

LINE感覚で操作できる管理UIへ刷新

1年間の実運用を通じて、AIによるスピーディーな一次対応のメリットとともに、詳細な確認や人による回答の修正が必要な場面が明らかになった。これを受け、AI対応案件とスタッフによる確認が必要な案件を直感的に管理できる環境を整備した。

管理画面では、新しい返信が届いた案件が一覧の上部に表示され、「未対応」「AI対応中」「スタッフ対応中」などのステータスで対応状況を把握できる。また、「本見積り対応中」「発送済み」「再見積中」などの運用ステータスを設定でき、指定したステータスでAI対応を停止することも可能となっている。

会話画面は顧客とのやり取りを中心とした構成に改善され、過去の修理履歴や成約件数、累計金額などを確認しながら返信できる。管理画面からの写真送信、登録した返信テンプレートの呼び出し、顧客名や会話内容による案件検索、スマートフォンからの操作にも対応した。

相談履歴を活かした継続的な顧客接点づくりを検討

同社は今後、LINEを通じて一度修理相談を行った顧客との継続的な接点づくりについても取り組みを進める予定だ。

バッグや財布、小物は別のアイテムで再度修理が必要になる場合がある。自社データベース上の接点を活用し、新しい修理事例の公開や新サービスの導入に合わせてLINEを通じて情報を届ける仕組みを検討している。過去に利用した窓口から気軽に再相談できる環境を構築し、修理相談から次の相談へとつながる関係性を目指すとしている。

本記事はCORSAの発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間