ちゅうぎんキャピタル、農業資材開発のWAKUへ3回目の出資を実施
ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、運用する「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」を通じて株式会社WAKUの第三者割当増資を引き受けた。WAKUに対する同社の出資は、2023年9月および2025年7月に続いて3回目となる。
福島県南相馬市に本社を置くWAKUは、「グルタチオンで人類の食を守る」をミッションに掲げ、植物の光合成改善機能や生育改善機能を持つグルタチオンを活用した農業資材の研究開発・製造・販売に取り組んでいる。
同社は2026年3月にグルタチオン由来のバイオスティミュラント「WAKUFUL」を発売し、同年8月には岩手県花巻市の自社工場を本格稼働させるなど、社会実装に向けた事業展開を進めている。バイオスティミュラントとは、作物の生理的プロセスを刺激・活性化し、高温や乾燥に対するストレス耐性や利用効率、品質向上をもたらす農業資材で、肥料や農薬とは異なるカテゴリーに位置づけられる。
分裂酵母の研究開発で多様な分野への展開を目指す
気候変動や人口増加を背景に農業生産の安定化と環境負荷低減が課題となる中、「WAKUFUL」は化学肥料の使用量低減や作物のストレス耐性改善、収量増加を支援するソリューションとして期待されている。
また、WAKUは今回の資金調達を機に「分裂酵母」の研究開発を公表した。グルタチオンおよび新たな高機能素材の探索と生産技術の確立を目指しており、農業分野にとどまらず食品、ヘルスケア、環境などへの展開も見込んでいる。
WAKU代表取締役のコメント
株式会社WAKUの代表取締役である姫野亮佑氏は、創業当初から継続して3回目となる出資を受けたことへの謝意を示したうえで、「これからは日本発のグローバル・バイオディープテック企業へと飛躍する重要なフェーズです。長期にわたり伴走いただいているちゅうぎんキャピタルの皆さまとともに、次の成長を実現してまいります」と述べている。
投資案件およびファンドの概要
今回の投資先および運用ファンドの概要は以下の通り。
投資先企業概要
- 企業名:株式会社WAKU
- 本社所在地:福島県南相馬市
- 代表者:代表取締役 姫野 亮佑
- 事業内容:グルタチオンを活用した高機能農業資材の開発
- 公式サイト:https://wakuwakudriven.com
ちゅうぎんインフィニティファンド3号概要
- 正式名称:ちゅうぎんインフィニティファンド3号投資事業有限責任組合
- 運営会社:ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
- ファンド総額:20億円
- 運営期間:2025年6月~2036年12月(約12年)
本記事は株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループの発表をもとに作成。
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