カクイチ、Interbeingと連携本格化 音声解析アプリを共同開発へ
長野県長野市に本社を置く株式会社カクイチは、音声解析による営業支援サービス「Polyphony Sales」を提供する株式会社Interbeingとの事業連携を本格化します。
経験豊富な営業担当者が培ってきたノウハウや顧客への「伝わり方」を音声データとして可視化し、組織の知恵として継承する取り組みを進めます。
カクイチは、1000億円企業を目指す中期構想の中で、AIやデータを活用した新たな事業や組織づくりを推進しています。営業現場において、言葉の内容だけでなく声の張りや抑揚、間といった要素が相手との関係性に影響を与えることに着目し、人の「音声」をデータとして捉える取り組みを開始しました。

すでに複数の営業担当者を対象として実際の商談音声を使った検証を行っています。商談時の音声を記録し、株式会社Interbeingの技術で声の特徴を解析したうえで、営業担当者が感じた顧客の反応などと照らし合わせて振り返りを実施しています。言葉の内容と感情の特徴を組み合わせることで、個人の暗黙知を組織で共有できる知恵へ変えていくことを目指しています。
共同開発アプリ「Voice_i」の開発と外販の展望
カクイチでは、株式会社Interbeingの音声解析技術を営業活動で活用するため、共同開発アプリ「Voice_i」の開発を進めています。

「Voice_i」は商談などの音声データを蓄積し、会話内容と音声解析結果を一元的に確認できる仕組みです。現在は社内の営業現場で実証を行いながら機能や運用の改善を重ねています。現場での実用性と効果を検証したうえで「Voice_i」の外販を目指し、他社の営業や組織コミュニケーション改善に活用できるサービスへ発展させる計画です。
資本・事業連携の経緯と他領域への展開
カクイチは2026年7月、株式会社Interbeingが実施した第三者割当増資を引き受け、約5,000万円を出資するとともに事業連携に関する基本合意書を締結しました。営業現場を実装の場とし、蓄積されるデータや知見を掛け合わせることで、現場で成果につながる仕組みの構築を目的としています。
今後は対象となる営業担当者や拠点を段階的に広げるほか、将来的には会議での議論の活性度や人材育成での対話など、営業以外の場面への展開も検討していく方針です。
カクイチの代表取締役社長である田中 離有氏は、これまで会社や現場に蓄積された経験や感覚を新しい価値に変えるために音に着目したとし、「カクイチの現場を実装の場として、Interbeingとともに『音』の可能性を広げていきます」と述べています。
会社概要および問い合わせ先

株式会社カクイチ
- 設立・歴史:1886年(明治19年)創業、140年の歴史を持つ総合メーカー
- 代表者:代表取締役社長 田中 離有
- 本社所在地:長野県長野市
- 事業内容:倉庫ガレージ・ホース・ナノバブル・太陽光・MaaSなど
- 公式サイト:https://www.kaku-ichi.co.jp/
株式会社Interbeing
- 代表者:代表取締役 大成弘子
- 本社所在地:京都府京都市
- 事業内容:音響解析技術を活用した営業支援サービス「Polyphony Sales」などの開発・提供
- 公式サイト:https://www.interbeing.co.jp/
本件に関する問い合わせ先
- 株式会社カクイチ CX推進グループ 広報担当:長﨑 TEL:03-3262-3341 E-mail:keieikikaku@kaku-ichi.co.jp
本記事は株式会社カクイチの発表をもとに作成されています。
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