Finch、函館の起業支援基盤Galáhakosを9月11日に公開へ
北海道函館市の株式会社Finchは、地域のスタートアップ・エコシステムの基盤および人材育成の場となるコミュニティプラットフォーム「Galáhakos(ガラハコス)」を、2026年9月11日(金)にリリースする。同日よりサービスの全体像を確認できる公開ページを開設し、会員登録後の機能はベータ版として順次提供したうえで、2026年9月末を目途に一般公開を予定している。設立1周年を迎えた同社による、2年目の新たな展開の第一弾となる。
開発の背景とプラットフォームの機能

函館には北海道大学水産学部、公立はこだて未来大学、北海道教育大学函館校をはじめとする高等教育機関が集積している。一方で、人と情報が都度の出会いに依存し、生まれた接点が次の挑戦につながらず途切れてしまう課題があった。Galáhakosは、人・組織・過去の事例を一つの場所に集約し、学生が現在地を確かめながら次の一歩を選べる状態をつくることを目指して開発された。名称は、ガラパゴス諸島(Galápagos)と函館(Hakodate)を掛け合わせた造語となっている。

プラットフォームには主に以下の機能が搭載される。

- ATLAS:ガラパゴス諸島を模したサイトマップで、機能の異なる5つの島々が点在し、順次公開が予定されている
- Shipwreck:志半ばで終えたスタートアップの事例を集積し、つまずきの構造や意思決定の分岐点を共有するデータベース
- Holo Type:会員限定で発行するNFCタグを用いた本人確認機能で、リアルな場での出会いをオンライン上のつながりとして継続させる


サービスの対象は、函館圏の高等教育機関に所属する学生および職員、函館圏のスタートアップ支援機関となる。
- サービス名:Galáhakos(ガラハコス)
- リリース日:2026年9月11日(金)
- 料金:対象者向けの会員登録プランは無料(広告掲載を含む法人向けの有料プランを順次追加予定)
- 提供の進め方:9月11日より公開ページを開設。会員登録後の機能は同社主催イベントへ参加した学生を対象としたβ版として順次提供し、2026年9月末を目途に一般公開予定
- 公開ページURL:http://galahakos.finch.co.jp/


設立1年間の歩みと今後の展望

2025年9月に設立された株式会社Finchは、これまでにも地域エコシステム構築に向けた事業を展開してきた。2026年2月には北海道大学、公立はこだて未来大学との共催で「Do-nan Innovation Gathering」を初開催し、40名が参加した。また、2026年3月に開始したコミュニティ形成事業「Perch」では8回開催で累計参加者数が100名以上となったほか、YouTubeでの『開港Radio』配信では視聴回数56,537回を記録している。

2年目を迎える今後は、大型カンファレンスやハッカソンなどの事業を準備しているほか、学生が自由に利用できるオープンコミュニティスペース「The Garage」を2026年10月中旬から下旬の開設に向けて準備している。代表取締役の佐々木勇人氏は「立場の異なる人たちが同じ場所で顔を合わせ、地域の内と外がつながったときにだけ、次の挑戦が生まれていく」と振り返り、多様な主体との共創を通じて函館の流れを加速させるとしている。

株式会社Finch 概要
- 設立:2025年9月
- 所在地:函館市旭町7-6
- 代表者:佐々木 勇人
- 取締役:松下文太 (株式会社funovo), 倉橋康平(株式会社AQSim), 早坂亮佑(株式会社Roots)
本記事は株式会社Finchの発表をもとに作成されています。
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