アットムービー、第31回 釜山国際映画祭へ参加する選抜フェロー4名を決定
株式会社アットムービーが主催するアクセラレータープログラム「ATMOVIE GLOBAL TRACK」は、2026年10月6日より開催される第31回 釜山国際映画祭に参加する選抜フェロー4名および現地で発表するオリジナル実写映画の企画を正式決定した。
選出されたクリエイターは、国際共同製作とグローバル市場への展開を目指し、アジア最大級の映画マーケットでピッチングや商談に挑む。また、現地で開催されるピッチイベント「JAPAN PITCH」への登壇も予定されている(開催詳細は追って公開予定)。
参加する選抜フェロー4名
選ばれた4名のフェローは、独自の文化的背景や人間の心の機微や葛藤を世界共通のテーマへと昇華させたオリジナル企画を持つクリエイターたちである(五十音順)。

木下 雄介(Yusuke Kinoshita)
東京都生まれ。小学生時代をオーストラリアで過ごす。早稲田大学在学中に自主映画「鳥籠」が2003年ぴあフィルムフェスティバルにて準グランプリと観客賞を受賞。PFFスカラシップによる劇場用長編映画「水の花」が2006年ベルリン国際映画祭で上映され、渋谷ユーロスペースほか全国で公開された。2012年UPLINK製作の短編「NOTHING UNUSUAL」を発表。2018年には、香港・日本・タイ・台湾の国際共同プロジェクトで是枝裕和総合監修の元制作されたオムニバス映画「十年Ten Years Japan」の一遍「いたずら同盟」が釜山国際映画祭で上映、テアトル新宿ほか全国・香港・韓国で劇場公開された。国際共同制作ワークショップやマーケットのTies That Bind、Talents Tokyo、台北FPPなどに参加。長編映画企画「帝国の子供たち」はVIPO Film Lab NY脚本ワークショップ、ATMOVIE GLOBAL TRACKのフェローに選ばれる。2026年、株式会社spectraを設立。
齋藤 汐里(Shiori Saito)
2013年よりテレビ業界でキャリアをスタートし、ドキュメンタリーや旅番組を中心に監督・撮影・編集を手がける。約10年間ニューヨークを拠点に活動し、2021年に映像制作会社mimosa合同会社を共同設立。ドキュメンタリーを軸にテレビ番組やブランディングムービーの企画・制作を手がけている。短編ドキュメンタリー『たゆたい(Floating in Between)』でSSFF & ASIA 2023優秀賞を受賞。2026年にはATMOVIE GLOBAL TRACKフェローに選出され、初の長編ドキュメンタリー映画『OMUSUBI』を企画・監督している。

定谷 美海(Yoshimi Joya)
日本を拠点に活動する映像監督。CM、テレビシリーズ、映画など幅広い映像作品の演出を手がける。CM制作会社でプロダクションマネージャーを経験後、カナダへ渡り海外での映像制作を経験。2020年の帰国後、監督としての活動を継続している。短編映画の制作を重ねる中、ATMOVIE GLOBAL TRACKへの参加を機に長編映画の制作を志し、企画・脚本開発に取り組む。監督作品には『Be Happy Anyway』(2021年/SSFF & ASIA「Ladies of Cinema」部門正式出品)、『Doughnuts Mori』(2022年)、『Colors Under the Streetlights』(2024年/バンクーバー国際映画祭 Short Film Competition 正式出品)、『SOMEDAY』(2026年)などがある。
東京を拠点に活動するプロデューサー、俳優。俳優として濱口竜介、管虎、三池崇史、Danielle Arbidらの作品に出演し、Canal+『Singapura』、Apple TV+『Pachinko』、HBO『Tokyo Vice』などの国際作品に参加。プロデューサーとして日韓合作短編『Route 7』(釜山国際短編映画祭観客賞、Clermont-Ferrand Market Pick)、国際共同製作長編『The Penthouse』などを手がける。プロデュース・出演の最新作『ほとりの家で』は第31回Split Film Festival長編コンペティション部門に選出。2026年カンヌ映画祭では『Their Own Sake』でATMOVIE GLOBAL TRACKの代表フェローに選出され、現地ピッチでも評価を受けた。

チーフプロデューサーの森谷雄は、単なる作品の海外輸出ではなく最初から世界のパートナーと共に作る「国際共同製作」の実現を目指して育成・支援を行っているとし、釜山国際映画祭へ送り出す4名について「世界に誇れる独自の視点と情熱を持った素晴らしい才能ばかりです。釜山の地で彼らのオリジナル企画が世界のクリエイターと出会い、新たな映像作品として結実する第一歩となることを確信しています」とコメントしている。
ATMOVIE GLOBAL TRACKの概要

ATMOVIE GLOBAL TRACKは、日本から国際共同製作へ挑む映画クリエイターのためのアクセラレーター・プログラムである。プロによる実践的な講義やメンタリングサポートを通じて企画を磨き、国際映画祭等で開催する「JAPAN PITCH」でプレゼンテーションを行い、国際共同製作に向けた機会獲得を目指す。
本プログラムは、独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金(Japan Creator Support Fund)」における「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」の一つとして採択され実施されている。なお、2026年5月にカンヌ国際映画祭で開催された「JAPAN PITCH」の様子は公式レポートで公開されている。
- プログラム公式ホームページ:https://global-track.net/ja

株式会社アットムービーの概要
株式会社アットムービーは、テレビドラマ、映画、配信映像、舞台演劇の企画・制作・プロデュースなどを手がけるエンタテインメントカンパニーである。
- 会社名:株式会社アットムービー
- 所在地:東京都渋谷区神泉町5-2 塩入小路2ビル4F
- 代表者:代表取締役 森谷 雄
- 設立:2000年11月
- 事業内容:テレビドラマおよび劇場映画、配信映像、舞台演劇等の企画・制作・プロデュース等
- URL:https://atmovie.sakura.ne.jp/atwp/
本記事は株式会社アットムービーの発表をもとに作成。
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