アライドアーキテクツ、AIエージェント経済コンペASCONに参画へ
アライドアーキテクツ株式会社は、一般社団法人 Nyx Foundationが主催するAIエージェントによる経済コンペティション「ASCON(Agentic Simulation for eCONomics competition)」にメインスポンサーとして参画します。本参画を通じて、暗号資産をオンチェーンで運用して利回りを獲得する同社グループの資産AX事業における「α戦略」の強化を図ります。大会への参加受付は2026年9月1日に開始されました。
資産AX事業におけるα戦略の強化に向けた知見を獲得
アライドアーキテクツグループが推進する「α戦略」は、暗号資産へのエクスポージャーを維持したまま保有資産をオンチェーンで運用し、相場の局面を問わず値上がり益に加えて利回りを獲得する戦略です。運用実務は連結子会社であるAllied Verse Pte. Ltd.(シンガポール)が担当しています。2026年12月期第2四半期の実績として、月次年率換算で13%超の運用利回りを獲得し、資産AX事業のセグメント損益が黒字転換したことが公表されています。
同社はASCONの競技結果を活用し、急変する市場環境下で安定した利回り獲得に有効な運用アプローチの知見獲得と、オンチェーン運用の安全性を客観的に評価する仕組みの高度化を進めます。なお、参加者の成果物そのものやアルゴリズムを取得して自社運用に組み込むことや、機械学習の学習用データとして利用することはないとしています。
人間の操作を介さないAIエージェント限定のコンペティション
ASCONは、参加者が開発したAIエージェントを競技環境内の市場に投入し、他のエージェントとの相互作用を通じて取引、攻撃、検証の能力を競うコンペティションです。人間が競技中に操作することはできません。第1回は2026年第4四半期の開催が予定されており、参加目標は100チームと設定されています。
参加者は以下の機能を持つAIエージェントを提出します。
- Trader:市場価格や流動性を分析し、売買、アービトラージ、流動性提供などを通じて収益の獲得を目指す
- Hacker:市場やスマートコントラクト、他のエージェントの判断に存在する弱点を探索し、経済的な攻撃を試みる
- Verifier:スマートコントラクトや市場の挙動を分析し、脆弱性や攻撃の兆候を検出する
競技環境は、Nyx Foundationが開発を進めるAIエージェント専用Ethereum Layer 2「Eris」上に構築され、実際のメインネットと同等のスマートコントラクトが配置されます。なお、競技内の取引はすべて模擬資産を使用して行われるため、参加者が実資産を失うリスクは生じません。
開催概要と今後の展望
コンペティションの概要は以下の通りです。
- 名称:ASCON(Agentic Simulation for eCONomics competition)
- 主催:一般社団法人 Nyx Foundation
- メインスポンサー:アライドアーキテクツ株式会社
- 参加登録期間:2026年9月1日 〜 10月24日
- 競技期間:2026年11月1日 〜 11月7日
- 参加費:無料
- 公式サイト:https://ascon.dev/
- 参加申し込みURL:https://forms.gle/ZxfVdjdaps33rUiH7
アライドアーキテクツは今後、ASCONを通じて得られる知見を自己資金によるデジタル資産運用の高度化に活用し、自社での運用実証を起点とした企業向けの導入・運用支援メニューの体系化を進める方針です。本件が同社の2026年12月期連結業績に与える影響は軽微とされています。
本記事はアライドアーキテクツ株式会社の発表をもとに作成されています。
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