電通デジタル、AIでデザインレビューを自動化するDeGAを提供開始
株式会社電通デジタルは、企業のデザインガイドラインやブランドルールに基づいたデジタル制作物のレビューをAIエージェントで自動化・支援するソリューション「DeGA(Design Governance Agent:ディーガ)」の提供を開始しました。制作物が各種ガイドラインに適合しているかを自動で確認することで、デザイン品質の平準化と確認業務の効率化を支援します。
開発の背景と提供形態

デジタル接点の拡大や制作物の多様化に伴い、企業ではブランドイメージの一貫性維持やガイドライン遵守の重要性が高まっています。一方で、制作物の準拠確認は人手に依存しており、判断のばらつきやレビュー工数の増加といった課題が生じていました。
DeGAは、電通デジタルのUI/UX設計およびクリエイティブ開発で培ったデザイン領域と、AIエージェント開発の知見・実績を生かして開発されました。企業ごとのデザインガイドライン、ブランドルール、アクセシビリティ基準などをAIエージェントに組み込み、ウェブサイトやアプリケーションなどのデジタル制作物における確認・レビューを自動化・効率化します。
利用環境としては、クライアントが利用するAIチャット環境やバイブコーディングツール(AIとの自然言語での対話を通じてソフトウェアのコードを生成する開発スタイルの総称)への実装のほか、ブラウザ上で利用できる専用AIツールとしてのカスタマイズ構築にも対応しています。
DeGAの主な3つの特徴
DeGAには、デザインガバナンスを支える以下の3つの機能が備わっています。
- 守る(AIによる制作物レビューの自動化):制作されたウェブサイトやアプリケーションなどのデザインが各種ガイドラインに準拠しているかをAIが自動確認します。適合していない箇所や改善が必要な箇所を特定し、理由と具体的な改善案を提示します。
- 揃える(複数プロダクト間のUI一貫性チェック):新規・改修プロダクトと既存プロダクトを横断的に比較し、ボタン、フォーム、ナビゲーション、レイアウト、色、タイポグラフィ、文言などの差異やばらつきを検出します。
- 定める(AIによる既存プロダクトからのガイドライン逆算・策定):デザインガイドラインが未整備の場合や乖離がある場合、既存プロダクトの画面やUIコンポーネントをAIが解析し、現行デザインの仕様から逆算してガイドラインを策定・整備します。
UI設計手法HOZOとの連携
電通デジタルが提供する、自然言語による指示でウェブサイトのUIを設計・実装する手法「HOZO」(2026年6月3日発表)との連携も可能です。デザインシステムに沿ったUIの生成・構築から、DeGAによるガイドライン適合チェック、プロダクト間のUI一貫性確認までを一気通貫で実現する体制構築を推進するとしています。
なお、国内電通グループは独自のAI戦略「AI For Growth」を推進しています。本サービスの詳細資料は以下のURLよりダウンロード可能です。
https://pages2.dentsudigital.co.jp/report/dl/20260908_DeGA-the-design-governance-AI/

株式会社電通デジタルの概要
- 所在地:東京都港区
- 代表者:代表取締役社長執行役員 瀧本 恒
- URL:https://www.dentsudigital.co.jp/
本記事は株式会社電通デジタルの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



