新潮文庫の100冊フェアがスタート、名作傑作が勢揃い
新潮文庫の夏のフェア「新潮文庫の100冊」が2024年7月1日から全国の書店でスタートした。1976年から続くこのフェアは、中高生や大学生などの若い読者に向けて古今の名作傑作を100点選定し、7月と8月の2か月間展開される。今年のラインナップは強力な新刊や話題の既刊が勢揃いし、バラエティに富んだ内容となっている。
フェア開催中の全国書店で「新潮文庫の100冊」から1冊購入すると、「ステンドグラスしおり」がプレゼントされる。また、今年もTikTokを活用したプロモーションを展開。新潮文庫の100冊マッチング動画を作成し、メインユーザーである中高生や大学生に向けて本の面白さや魅力を伝える。
ラインナップには、矢部太郎の『大家さんと僕』、ブレイディみかこの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』、西加奈子の『夜が明ける』、江國香織の『ひとりでカラカサさしてゆく』、結城真一郎の『#真相をお話しします』、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』などの強力な新刊が並ぶ。
さらに、大人気アーティスト「ヨルシカ」とのコラボレーション限定カバーや、杉井光の『世界でいちばん透きとおった物語』の季節限定カバー[夏]ver.など、この夏だけの特別なカバーも登場する。毎年人気のプレミアムカバーは、宮沢賢治の『新編 銀河鉄道の夜』、中島敦の『李陵・山月記』、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』など8種類が用意されている。
新潮文庫の100冊フェアは、若い読者に質の高い文学作品を届け、読書の楽しさを伝える貴重な機会となっている。今年も多彩なラインナップとプレゼントキャンペーンで、全国の書店を盛り上げていく。