奄美の個性派ブリュワリーがB2BECサイトを開設、島外事業者向けにクラフトビールの販売を開始
鹿児島県奄美大島の「奄美ブリュワリー」が、業務用B2BECサイトを開設し、島外事業者向けに奄美ならではの個性的なクラフトビールの販売を開始した。奄美ブリュワリーは、毒蛇「ハブ」を原料に使用するなど、奄美の素材や特産品を活かしたユニークなクラフトビールを製造している奄美群島唯一のクラフトビール醸造所だ。
これまで、奄美ブリュワリーのクラフトビールは、ほぼ島内でのみ販売されていたが、今春に設備の増強を行い、島外に向けての販売が可能になった。6月より順次、「奄美ハブW-IPA」をはじめとした瓶商品および樽(10L、15L)の販売を開始する予定で、現在、販売に先駆けて会員登録を呼びかけている。
奄美ブリュワリーは、奄美群島の活性化に貢献することを目指しており、クラフトビールの副原料に奄美の素材や特産品を使用することで、飲んだ人に奄美の魅力を知ってもらい、奄美への関心を高めたいと考えている。また、世界自然遺産登録地で醸造を行う立場から、電気式の設備を採用するなど、環境に配慮した持続可能な醸造を行っている。
同社は、クラフトビールを通じて奄美の魅力を表現・発信し、奄美群島の活性化に貢献していく方針だ。島外の事業者との連携を通じて、より多くの人に奄美の魅力を知ってもらうことを期待している。