日本文理大学、家入一真氏と神本豊秋氏を招聘へ 27年4月に再生創造学を開講
学校法人文理学園 日本文理大学は、連続起業家の家入一真氏と株式会社再生建築研究所代表の神本豊秋氏を、2027年4月に社会デザイン学環の特別招聘教授として招聘することを決定しました。両氏の実践知を軸に、事業・建築・コードを横断する新学問領域「再生創造学(リジェネラティブ・デザイン学)」を体系化し、同月に同大学の社会デザイン学環にて正式カリキュラムとして始動します。本件は日本文理大学、株式会社再生建築研究所、家入一真氏の3者により共同で発表されました。

招聘の背景と新学問領域「再生創造学」
日本文理大学は2026年4月、既存の工学部・経営経済学部を横断する文理融合型の新学部として「社会デザイン学環」を開設し、実践的教育プログラムを展開しています。同大学は「既存の当たり前を構造的に捉え直し、疑い、組み替える」思考法が必要であるとし、産業界の実践家の暗黙知を正規の学問として体系化して次世代に継承することを目的に今回の招聘を決定しました。
新学問領域となる「再生創造学(リジェネラティブ・デザイン学)」は、事業・建築・コード(ソフトウェア)に共通する創造の方法論を4段階として体系化したものです。事業創造、建築再生、ソフトウェア開発に通底する方法論として、社会デザイン学環の学生が実践的に体得するカリキュラムを目指します。

2027年4月開講予定のカリキュラム構成
2027年4月開講のカリキュラムとして、現時点では以下の構成が想定されています。
- デコンストラクション概論(2年次前期):家入氏と神本氏による共同講義。事業・建築・コードの3領域で解体的思考を学ぶ。神本氏が設計担当した建築物の現地見学も実施予定。
- 事業デコンストラクション演習(2年次後期):家入氏主導のMBA型ケースワーク。CAMPFIREやリバ邸等の事業を題材に、事業構造を4層に解体して地域事業への移植演習を行う。
- Vibe Coding 演習(2年次・集中講義):生成AIを活用した高速プロトタイピング演習。既存サービスをトレースし、マイナーチェンジによる再構築プロトタイプを4日間で完成させる。
- 図書館棟再生プロジェクト(2〜4年次連続実践):耐震性の課題から解体が予定されていた図書館棟を、神本氏の指揮のもと再生する実践プロジェクト。完成後はキャンパス計画の中心拠点として運用予定。
関係者のコメントと今後の展開

日本文理大学の橋本堅次郎学長は、建学精神「産学一致」のもとで実践知を体系的な学問として大学に取り組み、地域や社会の構造を自ら再生・創造できる人材の輩出へ新たな一歩を踏み出すとしています。また、特別招聘教授に就任予定の家入氏は地方を舞台にした課題解決型ベンチャーの創出への貢献に期待を寄せ、神本氏は出身地である大分から「再生創造学」を形にしていきたいとコメントしています。
2026年9月19日(土)には大分市内で開催される産学一致イベント「サンイチフェス’26」の公開セッションにて、特別招聘教授の就任に先立ち両氏が登壇し、再生創造学の考え方やカリキュラム内容について語る予定です。大学側は2026年秋から冬にかけて教材開発やカリキュラムの最終設計を進め、2027年4月より順次講義を開講していく計画です。
本記事は学校法人文理学園 日本文理大学、株式会社再生建築研究所、家入一真氏の発表をもとに作成。
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