姫路市でデジタルボランティアスタンプラリー「ボラスタ!inひめじ」開始

姫路市は、デジタルツールを活用したボランティアスタンプラリー「ボラスタ!inひめじ」を2024年8月1日からスタートする。このスタンプラリーは、姫路市民アプリ「ひめパス」を活用し、市が指定するボランティア活動に参加した人にデジタルスタンプを付与するもの。スタンプ付与数に応じた応募により、市のボランティアサポートセンター”ひめじおん”オリジナルの活動履歴証明書が発行される。

NPO法人や市民活動団体の高齢化が進み、担い手不足が大きな課題となる中、このスタンプラリーは、市民活動やボランティア活動を始めるきっかけづくりや継続的な活動へのモチベーション向上を図り、幅広い世代によるボランティア活動を促進することを目的としている。

対象となる活動は、「ハジメのイッポ」「ひめじ夏のボランティア体験(夏ボラ)」「ひめじdeボランティア『ひめボラ』」「ひめじdeボランティア『ひめボラ市』」の4事業に登録されている体験メニュー。子どもから大人まで誰でも参加可能だが、事前に「ひめパス」のダウンロードとユーザー登録が必要となる。

スタンプラリーの参加の流れは、①「ひめパス」をダウンロードし利用者登録、②指定の活動に参加、③活動参加後にアプリから体験先のQRコードを読み取りスタンプを獲得、④年度中に2個以上スタンプがたまるとアプリから活動履歴証明書の応募が可能となる、というもの。

活動履歴証明書は、応募時点での当該年度中または前年度中のボランティア活動履歴を一覧にし、その活動履歴を証明するもので、3種類のデザインから選んで応募できる。紙の証明書とは別に、アプリから活動履歴書のブラウザ表示も可能。

「ボラスタ!inひめじ」の運用開始予定日は2024年8月1日。「ひめパス」アプリ内の「ボラスタ!」メニューは7月下旬から公開予定で、詳細はボランティアサポートセンターの公式ホームページ「市民活動ネットひめじ」で順次案内される。