AOKIが展開するORIHICA、下取りプロジェクト通年化

株式会社AOKIが展開するORIHICAは、不要なスーツや礼服を回収する「下取りプロジェクト」を2024年5月より年間を通じて実施すると発表した。これまでは期間限定での実施だったが、環境への配慮とお客様のニーズに応えるため、通年での取り組みに拡大することにしたという。

下取りの対象となるのは、スーツ、フォーマル、コート、ワイシャツ、ポロシャツなどで、他社製品も受け付ける。店舗に衣類を持ち込むと、1点につき1枚の割引チケットがもらえ、商品をお得に購入できるシステムだ。回収した衣類は「OKAERIエコプロジェクト」を通じてリユース・リサイクルされ、ファッションロスの削減と資源の有効活用に役立てられる。

通年化により、回収量の増加が見込まれ、環境保護と社会貢献により一層寄与できるとしている。ORIHICAは、本プロジェクトを通じて、お客様に価値あるサービスを提供し続けていくとのことだ。

なお、下取りの際は1人3点までで、割引チケットは各アイテム1点購入につき1枚のみ利用可能。オーダーアイテムは割引対象外となる。また、一部店舗や特設催事会場、ORIHICAハーフマーケット、オンラインショップでは利用できないので注意が必要だ。

ファッション業界では、環境問題への意識の高まりから、こうした取り組みが広がりを見せている。ORIHICAの「下取りプロジェクト」は、お客様にとってもメリットがあり、環境にも優しい画期的なサービスと言えるだろう。今後の展開に注目したい。