小塚崇彦らスケート三英傑が集結、群馬で開催されるラリー競技会に参戦

株式会社エムリットは、2024年6月30日に群馬県で開催される「ラリーチャレンジ渋川伊香保戦」に、元オリンピック選手らで構成されたラリーチーム「MUSCLERALLY(マッスルラリー)」が参戦すると発表した。

マッスルラリーチームは、2021年に長野オリンピック500m金メダリストの清水宏保選手が参戦したことをきっかけに結成された。2023年には元フィギュアスケート選手の小塚崇彦選手が加入し、2024年からは元ショートトラック選手の寺尾悟選手も加わった。世界で活躍してきたアスリートたちが、生涯スポーツの一環としてラリー競技に取り組んでいる。

寺尾悟選手
清水宏保選手

今回の渋川伊香保戦では、監督を務める清水宏保選手、コ・ドライバーとして初挑戦する小塚崇彦選手、ドライバーの寺尾悟選手の3名が1号車のトヨタヴィッツCVT(ゼッケン177)に乗り込む。また、チームメイトとして国内外で活躍するレーシングドライバーの塚本ナナミ選手とコ・ドライバーの高橋芙悠選手がC-2クラスのトヨタ86(ゼッケン131)で出場する。

小塚崇彦選手は「ラリー参戦4戦目にしてコ・ドライバーに初挑戦することとなりました。渋川・伊香保は、初めてのラリー挑戦で思い出の地です。温泉や食べ物など、ラリーツーリズムを楽しみつつも、ドライバーの寺尾さん、監督の清水さんと共に珍道中を駆け抜け、ゴールを目指したいと思います」とコメントしている。

寺尾悟選手は「我々のような個人競技のアスリートは文字通り試合で氷上に立てば誰にも頼る事はできません。そして競技中はいつも自分が中心です。そんなトップアスリート(?)2人が車両という空間で共存できるのか?乞うご期待です」と述べた。

マッスルラリーチームは、アスリート出身者のラリー競技支援を行っており、WRCを頂点に日本各地のラリー競技に参加している。今回の渋川伊香保戦での彼らの活躍に期待が高まる。