MAHLEが国際海事展SMM 2026で船舶用推進システム向け部品を公開
MAHLE(マーレ)は、ドイツ・ハンブルクで開催される世界最大級の国際海事展「SMM 2026」に出展し、効率性と信頼性に優れた船舶用推進ソリューションを紹介しました。高速フェリー向けピストンの分野で市場をリードする同社は、世界の主要エンジンメーカーと連携し、船舶用エンジン向けのパワーセルユニット(PCU)や大径ピストンなどを披露しました。
船舶用エンジン向けのパワーセルユニットを披露
「SMM 2026」で披露されたパワーセルユニット(PCU)は、フェリーや作業船、大型船舶の発電システムに使用されるコンポーネントです。ピストン、ピストンピン、ピストンリング、シリンダーライナーで構成されており、燃料を電気エネルギーへと変換する役割を担います。これらの部品が最適に連携することにより、PCUは高い効率と機能性を発揮します。
展示ブースでは、船舶用エンジン向けの大径ピストンも公開されました。このピストンは高さ65cm、直径51cm、重量約300kgで、PCUを構成する主要コンポーネントの一つであり、MAHLEのポートフォリオにおいて船舶用量産ピストンとして最大の製品となります。



世界最大のピストンメーカーであるMAHLEは、鋳造や電子ビーム溶接を用いたアルミピストンに加え、スカート部にアルミ、鋳鉄、スチールなどを採用したコンポジットピストンなど、多様なソリューションを提供しています。海事、鉄道、産業、発電などの各分野の主要メーカーと連携し、最新鋭の高効率推進ソリューションに向けたコンポーネントおよびシステムの開発を進めています。
産業事業の集約とグローバル展開
海事向けアプリケーションはMAHLEの産業事業における重要分野と位置付けられています。関連する活動を新設の「インダストリアル&スペシャルソリューションズ」事業部に集約し、営業、エンジニアリング、オペレーションなどの各機能の連携を強化することで、既存の設備やリソースを効率的に活用できる体制を整えています。
MAHLEグループの概要は以下の通りです。
- 設立:1920年
- 本社所在地:ドイツ(日本支社:東京都豊島区)
- 従業員数:世界中約64,000名(日本国内は約2,200名)
- 拠点数:28か国に127の生産拠点と11のテクノロジーセンター(日本国内は17拠点)
- 売上高:約113億ユーロ(2025年)
- 公式サイト:https://www.jp.mahle.com/ja/
本記事はMAHLEの発表をもとに作成しました。
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