3DLab、手描きの絵や文字からクッキー型を作れるWebツールを公開
3Dプリンタ教室・体験スタジオの「3DLab」を共同運営する株式会社sunUと株式会社ウォーカーは、2026年9月3日、オリジナルのクッキー型を作成できるWebツール「クッキー型メーカー」を公開した。
手描きの絵やロゴ画像、テキストなどをブラウザ上で指定するだけで、3Dプリンター用の立体データを生成できる。専用ソフトウェアや3Dに関する専門知識は不要で、作成とプレビュー表示は無料で行うことができる。
4種類の手法から手軽に立体データを生成

同ツールでは、型を作成するベースとして4つの入力方法が用意されている。丸や星などの基本形状15種、手描きの絵やロゴの画像(SVG対応)、6種類の太さから選べる文字入力、動物や行事などのアイコン122種から選択可能となっている。
手描きの絵を取り込む際は、線の途切れやギザギザした輪郭をつまみ操作で整えられる。文字入力では市販の型と同様に、1文字ずつが刃となり、ふちで連結した一体の型として出力される。画面上では3Dモデルを回転・拡大して確認できるほか、外形寸法や必要な材料の重量もリアルタイムで表示される。
印刷失敗を防ぐ自動検証機能を搭載

3Dプリンター特有の出力トラブルを防ぐため、購入前にデータの構造を自動検証する機能を備えている。

データが立体として閉じているかの確認を行うほか、生地が抜けなくなる細い箇所を検知して画面上に赤い点で示し、修正方法を提示する。また、文字の配置などで部品が分離してしまう場合の連結案内も行う。データ生成は決済完了後に行われるため、確認した形状と届くデータの一致が保たれる。

利用料金と取り扱い上の留意点
料金体系は、STL形式のデータ購入が300円、印刷と配送のセットが送料込みで3,000円となっている。生成されるSTLデータは一般的なスライサーソフトに対応し、サポート材を使わずに印刷可能な向きで出力される。
3Dプリント造形物は積層のすき間に汚れが残りやすい性質があるため、食品用途における衛生管理は利用者の判断となる。使用時は生地に触れる時間を短くし、使用後は洗浄と乾燥が必要となるほか、熱湯や食器洗い乾燥機の使用は変形の原因となるため避ける必要がある。
3DLabの概要
- 運営主体:株式会社sunU、株式会社ウォーカー
- 所在地:東京都文京区湯島
- 事業内容:子ども・大人向けワークショップ、継続学習コース、3Dプリントおよび試作受託、企業研修など
本記事は3DLab(株式会社sunU・株式会社ウォーカー)の発表をもとに作成。
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