Tcab Explorerの初期単価は従来比2.3倍 3年で全国展開を計画
TANAAKKとグループ会社のTANAAKK EVGRIDは、カーシェア・レンタカー予約アプリ「Tcab Explorer」の公開直後における利用状況を発表した。公開から10日間のテスト運用において、予約1件あたりの平均ユーザー単価は3万3,450円となり、従来の同社レンタカー事業の約2.3倍となった。観光や滞在を前提とした利用が中心となっており、両社は2027年度から2029年度にかけて全国47都道府県への展開を計画している。



公開10日間の実績と利用状況
今回の発表は、公開日数10日間、公開台数14台というテストスケールでの実績をもとにしている。期間中の閲覧者数は約2,200人に上り、平均ユーザー単価は3万3,450円となった。これは同期間におけるTANAAKKレンタカーの従来客単価(平均1万4,273円)の約2.3倍にあたる数値である。
短時間利用が中心だった従来の需要に対し、本サービスでは観光や滞在を前提とした利用が中心となっている。実際の利用者は日本、香港、台湾、イギリスからとなっており、アクセス流入元の上位10位内にはアメリカ、シンガポール、カナダも含まれていることから、今後は北米やアジアのユーザーによる利用が見込まれるとしている。
高単価を実現する車両構成とサービス設計
Tcab Explorerでは、アルファード、ヴェルファイア、プリウスなどの旅行向けハイブリッド車を中心に配備し、福岡県と沖縄県において24時間の貸出・返却に対応している。
基本料金には通常走行分の燃料費が含まれており、利用後の満タン返却は不要となっている。車格や利用日数、旅行用途を前提とした設計が、従来のレンタカー事業に比べて1予約あたりの客単価を高める要因になったとしている。
3年間で全国47都道府県への展開を計画
両社は、サービス開始から3カ月以内に福岡・沖縄の2県体制での収益化が見込めるとしている。これを踏まえ、2027年度から2029年度までの3カ年計画において、毎月1県ずつ拠点を新設し、3年間で全国47都道府県へ展開する計画を掲げている。
Tcab Explorerの機能と対応エリア

Tcab Explorerは、ステーションの選択から車両の在庫確認、料金確定、本人確認、決済までをオンラインで完結できる予約アプリである。
サービスの概要は以下の通り。
- 提供エリア:福岡県、沖縄県
- 対応言語:日本語、英語、韓国語、繁体中文、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(計8言語)
- サービスサイト:https://www.tcab.com/
本記事はTANAAKK株式会社およびTANAAKK EVGRID株式会社の発表をもとに作成。
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