リンクフロンティア、札幌の共同住宅を転用した宿泊施設を9月4日オープンへ
不動産業などを手掛ける株式会社リンクフロンティアは、北海道札幌市で保有する共同住宅を旅館業に転用し、新規事業として本格展開する。同社にとって初の旅館業免許取得案件となる宿泊施設「LINK NAKAJIMA PARK」を、2026年9月4日にオープンする予定だ。
複数人での滞在ニーズに対応する転用モデル
近年の旅館業市場では、従来の単身やカップルによる旅行に加え、インバウンドのファミリー層や友人グループによる複数名での滞在ニーズが急増している。一方で、都市部の宿泊施設はコンパクトなホテル客室が主流となっており、複数人で同一空間に滞在できる環境や、広さとプライバシーの確保といった需要への対応が課題となっている。

リンクフロンティアは、共同住宅を旅館業へ転用することで、不動産の価値最大化と運用効率化を図るビジネスモデルを提案し、遊休資産の収益化や顧客体験の最適化を進めるとしている。


北海道運輸局の調査で過去最高を記録した宿泊需要
北海道運輸局が2026年8月7日に発表した「北海道の宿泊状況(令和7年・年間値確定値)」によると、令和7年における北海道の延べ宿泊者数は4,650.4万人泊となり、過去最高を記録した。都道府県別では東京都と大阪府に次ぐ全国第3位となっている。
同発表では、外国人延べ宿泊者数が前年比29.0%増と大幅な伸びを示しており、北海道における観光需要の着実な拡大が示されている。
空き家戸建を活用した「LINKシリーズ」を全国展開へ
リンクフロンティアは今後、共同住宅の転用に加え、空き家となった戸建住宅を活用した宿泊施設の展開拡大を目指す。増加傾向にある全国の空き家を地域資源として捉え、不動産業で培った物件仕入れや管理のノウハウを活かして旅館業免許の取得とリノベーションを行い、「LINKシリーズ」として順次展開していく。
戸建住宅の独立性とプライバシー性を活かしてファミリー層やグループ旅行者向けに滞在体験を提供する計画で、今後は札幌エリアにとどまらず、全国の空き家再生ニーズに対応して物件数を拡大していく方針としている。
施設および会社概要
LINK NAKAJIMA PARKの施設概要および事業主の情報は以下の通り。
LINK NAKAJIMA PARK
- 活用用途:旅館・ホテル
- 所在地:北海道札幌市中央区南12条西8丁目1-3
- 交通:地下鉄南北線「中島公園」駅より徒歩13分、札幌市電「中島公園通」駅停より徒歩3分
- オープン日:2026年9月4日(金)
- 予約受付:Booking.com(https://www.booking.com/hotel/jp/link-nakajima-park.ja.html)、Expedia(https://expe.onelink.me/hnLd/gn5k55v8)
株式会社リンクフロンティア
- 代表者:代表取締役 尾﨑 祐司
- 所在地:東京都港区浜松町2-2-3 INPACビル 3F
- 設立:2020年1月8日
- 事業内容:不動産売買業、不動産仲介・代理業、不動産賃貸業、コワーキングスペース業、民泊・旅館業、飲食業
- 公式サイト:https://link-fr.com
本記事は株式会社リンクフロンティアの発表および国土交通省北海道運輸局の公表情報をもとに作成しています。

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