ワーキングハセガワの医療ウェアsukuiが日独デザイン賞3冠を達成
福岡県飯塚市に拠点を置く施策関連の取り組みとして、株式会社ワーキングハセガワが開発したサステナブル医療ウェアブランド「sukui(スクイ)」が、日本およびドイツの3つのデザイン賞を受賞し国際3冠を達成した。同ブランドはヘンプ素材の活用に加え、ブロックチェーン技術によるデジタル製品パスポート(DPP)を導入している。福岡県と飯塚市の補助金を活用した事業であり、地域発の産学官連携施策の成果として評価されている。
日独の3つのデザイン賞を受賞
sukuiが受賞した賞の内訳は以下の通りとなっている。

- グッドデザイン賞 2025(日本/2025年)
- iF DESIGN AWARD 2026(ドイツ/2026年)
- Green Product Award 2026(ドイツ/2026年)
ワーキングハセガワの長谷川伸一代表取締役は、グッドデザイン賞受賞時に海外アワードへの挑戦とグローバルに認められるブランドを目指す展望を語っており、ドイツの2つの国際賞受賞によってその目標が形となった。
sukuiは、栽培段階で二酸化炭素(CO2)を吸収するヘンプ素材を用いた医療ユニフォームである。製品ラベルに配置された二次元コードからアクセスできるDPPには、生産過程におけるCO2排出量やヘンプによる吸収量などのデータが記録されている。
これらのデータはブロックチェーン技術によって改ざんされにくい状態で可視化されている。使用後のユニフォームを回収し、アップサイクルや堆肥化までを見据えた循環型の製品設計が国内外の審査で評価を受けた。
飯塚市のブロックチェーン施策と地域連携


本事業は福岡県および飯塚市の補助金を活用して進められたもので、飯塚市におけるブロックチェーン施策の成果事例として位置付けられている。DPPに用いられているブロックチェーン技術は、飯塚市内に拠点を置く株式会社chaintope(代表取締役:正田英樹)が提供しており、市内企業同士の連携による成果となった。
飯塚市は、ブロックチェーンやデジタル技術を活用した取り組みが医療・環境・地域産業などの分野へさらに広がることに期待を示し、産学官連携を一層推進していく方針としている。
関連企業の概要
- 社名:株式会社ワーキングハセガワ
- 創業:1978年(福岡)
- 代表者:代表取締役 長谷川 伸一
- 事業内容:業務用ウェアの製造販売、医療ウェアブランド「sukui」の開発
- 公式サイト:https://working-hasegawa.co.jp
本記事は福岡県飯塚市の発表をもとに作成。
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