ミズノとカネカの海洋生分解性人工芝、鎌倉の子ども専用バスケコート周辺に採用
ミズノとカネカが共同開発した海洋生分解性人工芝「Re Green Grass UMI」シリーズが、神奈川県鎌倉市の鎌倉海浜公園由比ヶ浜地区に完成した「KAMAKURA BASKETBALL PARK」の周辺に採用された。相模湾に面した立地であることから、子どもたちの利用場所としてだけでなく周辺の海洋環境への配慮が重視され、導入に至った。
鎌倉の海岸沿い子ども専用コートに採用
「KAMAKURA BASKETBALL PARK」は、鎌倉市が保有する多目的広場内の土地に整備された子ども専用のバスケットボールコート。鎌倉発祥のチョコレートブランド「メゾンカカオ」を運営する一般財団法人 MAISON CACAO 財団(代表:石原紳伍)と、企業や個人からの寄付により整備された。
子どもたちが安心して挑戦や成長ができる居場所づくりを目指すとともに、海に面した立地特性を踏まえ、コート周辺には景観用の環境配慮型人工芝「Re Green Grass Exterior」が選定された。
海中や土壌中で分解しマイクロプラスチックを抑制
「Re Green Grass UMI」シリーズには、カネカが開発したバイオマス由来の生分解性バイオポリマー「Green Planet」が使われている。海中や土壌中で水と二酸化炭素に分解される性質を持ち、摩耗した人工芝の葉が靴や衣服に付着して施設外へ持ち出された場合でも、海洋環境への影響となるマイクロプラスチックの発生を大幅に抑制できるという。
なお、同シリーズは環境省が海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組みを表彰する「プラスマ・アワード2026」の「使う・減らす部門」で金賞を受賞している。
屋外向け海洋生分解性人工芝の開発も推進
同シリーズには、スポーツ用の「Re Green Grass 9」と景観用の「Re Green Grass Exterior」の2種類があり、現行製品は主に屋内での使用が想定されている。今回の施設では、海洋環境への配慮を最優先とする観点から採用が決定された。
ミズノとカネカは引き続き「Green Planet」を使用した屋外向け海洋生分解性人工芝の開発を進めており、さらなる環境負荷低減を目指すとしている。


本記事はミズノの発表をもとに作成。
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