熊本地震の被災地でJ-CSTがあそび場支援 8月は524名参加 9月も継続へ
Chance For Allが主催する災害時緊急こども支援チーム「J-CST(Japan Children’s Support Team)」は、8月1日より熊本地震の被災地に入り、あそび道具を積んだ「プレイカー」を活用したあそび場づくりを実施した。8月中に熊本県内の避難所や公園などで計25回開催され、524名の子どもたちが参加した。同チームは9月も熊本県内各地での活動を継続する方針だ。
8月中に25回のあそび場を開設し524名が参加

J-CSTは現地の支援団体や自治体、避難所と連携し、芦北町、宇城市、嘉島町、氷川町、八代市などで活動を展開した。2026年8月31日時点で25回のあそび場が実施され、参加した子どもは延べ524名に上った。
活動場所となったコミュニティセンターの施設長は、あそび道具の提供にとどまらず一緒に場を作るスタッフがいることの重要性を指摘した。また避難所では、子どもたちが積み木を崩して救急車を呼び人工呼吸を行うなど、あそびを通じて被災体験を受け止めようとする姿も見られた。
八代市ではプレイカー3台が集まるイベントを実施


8月29日には複数の支援団体の協力のもと、八代市の鏡ヶ池公園でプレイカー3台を集めたあそび場イベントが開催された。
会場ではかき氷やスタミナ丼を提供するキッチンカーの出店やお菓子の無料配布が行われたほか、車の上から水が流れる滑り台を滑り降りるウォータースライダーなどが設けられ、約100名の子どもたちが集まった。夏休み中の行事が中止となった地域もあるなか、参加者からは地震後初めて水遊びができたことへの喜びの声などが寄せられた。
新学期を迎えた9月も被災地での支援活動を継続
9月に入り被災地では新学期が始まったものの、校舎損壊に伴い他校の教室を借りて授業を再開している学校があるなど、子どもたちの心の負担が懸念されている。さらに児童館が一時閉館している地域もあり、放課後の居場所不足が課題となっている。
J-CSTはこうした状況を受け、9月も熊本県内各地での活動を継続し、子どもたちの遊ぶ環境の確保と心のケアに取り組むとしている。
本記事はChance For Allの発表をもとに作成。
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