Industry Alpha、マレーシア企業と提携し自動搬送ソリューションを展開へ
Industry Alpha株式会社は、マレーシアのエンジニアリング企業DreamEDGE Sdn. Bhd.と業務提携に関する覚書を締結し、マレーシア市場での自動搬送ソリューション展開に向けた取り組みを発表しました。自律移動ロボットとフリート管理システムを核に、現地工場や倉庫のスマート化を支援します。両社は実証実験や導入事例を重ね、将来的には周辺地域への展開も視野に入れています。
マレーシア政府は国家産業戦略「新産業マスタープラン2030」で製造業のデジタル化を掲げているほか、「第13次マレーシア計画」において外国人労働者の比率を2030年までに10%へ引き下げる目標を設定しています。これに伴い、工場や倉庫での自動化やロボティクス技術への需要が高まると見込まれています。
東京都板橋区で代表取締役の渡辺琢実氏が率いるIndustry Alphaは、自律移動ロボット「Kagero」やフリート管理システム「Alpha-FMS」を自社開発し、スマート工場・スマート倉庫の構築を支援しています。ハードウェアとソフトウェア双方を自社開発する柔軟性を強みに、日本とは異なる条件を持つマレーシア市場への進出を図ります。
現地での役割分担と実証実験の推進

提携先となるDreamEDGEは、セランゴール州サイバージャヤに拠点を置き、プロダクト設計やオートメーション、AIなどを手がけるエンジニアリング企業です。
今回の提携において、DreamEDGEが現地での営業や導入、アフターサービスを担当し、Industry Alphaがソリューション提供と技術サポートを担います。両社は製品提供にとどまらず顧客と協調してシステムを構築する方針を共有しており、まずは実証実験(PoC)や導入事例の蓄積を進めて現地での定着を目指すとしています。
設備連携やデータ活用など幅広い応用を想定
今回の協業は自動搬送から開始されますが、Industry Alphaはエレベーターやシャッター、ロボットアーム、自動倉庫といった現場設備の制御や、デジタルツインを用いた事前検証シミュレーションなどの機能も提供可能です。
さらに、自律走行技術をフォークリフトの稼働分析に転用するなど要素技術の応用を進めており、DreamEDGEが持つIoTやAI、ビッグデータ解析、AR/VRなどの知見と組み合わせることで、搬送や製造以外の領域への活用も見込んでいます。
今後の展望と問い合わせ窓口
両社はマレーシア国内での実績作りを優先し、次世代スマート化ソリューションの提供を通じて同国製造業への貢献を目指します。その後、マレーシアで得た知見をもとにASEAN諸国やイスラム圏への展開も検討する方針です。
なお、スマート工場・スマート倉庫に関する相談は両社で受け付けており、Industry Alphaのウェブサイト(https://www.industryalpha.net/ja/contact/)やDreamEDGEのウェブサイト(https://www.dreamedge.jp/)から問い合わせが可能です。
本記事はIndustry Alpha株式会社の発表をもとに作成しました。
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