ご祝儀を負担に感じたことがある人は6割超、「結婚式の参列とご祝儀」に関するアンケート調査
HiClub株式会社が提供するSNS「GRAVITY」にて、20歳から39歳の女性247名を対象に「結婚式の参列とご祝儀」に関するアンケート調査を2024年6月7日から12日にかけて実施した。その結果、結婚式の参列が負担に感じたことがあると回答した人は63.4%に上り、その理由として最も多かったのは「ご祝儀の金額」で69.6%だった。
参列者からは「一回のご祝儀だけで月の食費より多い」「家計に支障が出る」といった声が寄せられ、経済的な負担の大きさがうかがえる。ご祝儀が負担に感じない金額としては「1万円」が43.6%で最多となり、一般的なご祝儀の相場である3万円の3分の1程度であれば許容範囲と考えている人が多いようだ。
ご祝儀以外の負担としては、「服装選びやドレスコード」「周囲が知らない人ばかりの席」「長時間の拘束」などが挙げられた。服装に関しては「同じ仲間同士の結婚式だと同じ服装はしにくい」「マナーを気にして選ばなきゃいけない」といった意見が出た一方、「どんな服装でも自由にすべき」という声もあった。知らない人との同席については「話し相手がいない」「居づらい」といった心理的負担を感じる人が多く、「結婚式前に参列者と仲良くなれるチャンスがほしい」といった解決案も提示された。
今回の調査結果から、結婚式の参列に対する負担感は経済面・心理面ともに高いことが明らかになった。ご祝儀の金額については今後、結婚式の形式やご祝儀の文化自体の見直しが進む可能性もありそうだ。GRAVITYでは、こうした周囲に相談しづらい話題についても気軽に投稿でき、参列エピソードの共有やアドバイスが行われているという。
提供: GRAVITY(グラビティ)