日本ゼオン、新会社設立でトウペのアクリルゴム事業承継へ 10月事業開始
日本ゼオンは、グループ企業であるトウペのアクリルゴム事業を承継させるため、ゼオンケミカルズ倉敷を設立し、トウペとの間で吸収分割契約を締結した。会社法に基づく所定の手続きを開始しており、新会社による事業開始は2026年10月30日を予定している。特殊ゴムの重要拠点として、競争力の一層の強化を通じたグループ全体の企業価値向上を図る。
新会社設立と事業承継の経緯
日本ゼオン(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:豊嶋 哲也)は、2026年7月23日にゼオンケミカルズ倉敷を設立した。その後、8月21日にトウペと新会社との間で吸収分割契約を締結し、所定の手続きを開始した。
日本ゼオンは、ナトコ(愛知県みよし市、代表取締役社長:粕谷 太一)との間で塗料事業の譲渡を目的とするトウペの株式譲渡契約を締結したことを、2026年5月11日に発表している。
アクリルゴムは耐熱性に優れ、オイルシールやホースなどの自動車部品に使われている特殊ゴムの一種である。日本ゼオングループでは、日本・米国・タイで合計4つの製造拠点を構え、グローバルに供給する体制を整えている。
トウペが展開してきたアクリルゴム事業は、日本ゼオンのエラストマー事業の一部として現時点でも強固なシナジーを有している。今後も新会社のもとで既存事業との連携をさらに深化させ、グループ全体の企業価値向上を図っていくとしている。
承継先となる新会社の概要は以下の通り。
- 会社名:ゼオンケミカルズ倉敷株式会社
- 所在地:岡山県倉敷市玉島乙島8252-39
- 代表者:南 幸治
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:アクリルゴムの製造、販売および関連事業
- 大株主及び持株比率:日本ゼオン株式会社(100%)
- 設立年月:2026年7月23日
本記事は日本ゼオン株式会社の発表をもとに作成。
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