トリドール 丸亀製麺に新分析機能 丸亀ファンスコア を導入
株式会社トリドールホールディングスは、丸亀製麺で稼働している店舗向けシステム「ハピカンダッシュボード」の新たな分析機能として、「丸亀ファンスコア」を2026年8月より正式導入し運用を開始した。同機能は、店舗が実施するイベントや地域活動に参加した顧客からの評価やコメントを収集・可視化する仕組みである。従業員の幸福感と顧客の感動による持続的な繁盛を目指す同社の経営思想「心的資本経営」の一環として展開される。
導入の背景と店舗活動の課題
トリドールグループでは、従業員の内発的動機を起点に顧客への感動体験提供と店舗繁盛を実現する「ハピカン繁盛サイクル」を進めている。効果の定量計測に向けて、丸亀製麺では従業員の幸福度を計る「ハピネススコア」や、食後の感情を計る「感動スコア」、売上などの「繁盛スコア」を集約し、AIが改善アクションを提案する「ハピカンダッシュボード」を導入してきた。
一方で、全国の店舗現場では「こどもうどん教室」や塗り絵コーナー、折り紙企画、クイズボード、キッチンカーによる地域活動などが独自に実施されている。これまでこうした活動に関しては、参加者の反応や効果を体系的に把握する仕組みが十分ではなかったため、顧客の声を直接収集して成果や改善点を可視化する「丸亀ファンスコア」の開発・導入に至った。
丸亀ファンスコアの概要
丸亀ファンスコアは、店舗イベントや独自施策に参加した顧客へアンケートを実施し、その結果をダッシュボード上で可視化する仕組みである。
店舗は事前にダッシュボードから専用QRコードを発行してイベント当日に参加者へ案内し、顧客はスマートフォンから回答を行う。回答結果は翌日以降にダッシュボードへ反映される。イベントごとに専用QRコードを発行できるため、店舗独自の取り組みにも柔軟に活用できる設計となっている。現在は対象イベントを実施している店舗が、ニーズに合わせて機動的に分析へ活用している。

主な特長と運用の利点
丸亀ファンスコアには、主に以下の3つの特長がある。
- 従業員の取り組みに対する顧客の声を可視化:食事体験だけでなく、従業員が主体的に企画・実施した活動への評価や感謝・応援コメントを可視化し、モチベーション向上につなげる。
- 改善サイクル(PDCA)の促進:高評価だけでなく改善要望や気づきも収集し、結果の振り返りを通じて良かった点の継続や次回への反映、他店舗への展開を可能にする。
- 現場の負荷を抑えた運用設計:ダッシュボード上でQRコードの生成から印刷まで行えるため、イベントごとの準備を簡便にし、現場の負担を抑えて継続運用できる。
今後の展望
トリドールグループは、ハピカンダッシュボードを店舗従業員がより活用したいと感じるプラットフォームへ進化させることを目指している。
現場から寄せられた要望をもとに、リピートダッシュボードのUI刷新や店舗検索機能、コメント表示機能の改善など継続的なアップデートを実施している。今後も現場の声を反映しながら機能の充実を図り、新たなニーズに応じた開発を通じて従業員の幸せの向上に貢献するとしている。
- 本社所在地:東京都渋谷区
- 代表者:代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也
- 事業内容:飲食チェーンの展開
本記事は株式会社トリドールホールディングスの発表をもとに作成。
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