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カヤックの移住マッチングサービス スマウト、累計登録者数が10万人を突破

株式会社カヤックは2026年9月1日、同社が運営する移住・関係人口マッチングサービス「スマウト」の累計登録者数が10万人を突破したと発表した。2018年6月のサービス開始から約8年での達成となる。同社はあわせて、ユーザーデータからみられる移住や関係人口の利用動向に関する分析結果も公開した。

スマウトは、地域に関わりたい人と地域をマッチングするスカウト型のウェブサービス。ユーザーがプロフィールや興味のある地域、希望する暮らし方を登録すると地域側からスカウトが届くほか、地域が発信する求人や暮らし、体験などのプロジェクトに応募できる仕組みを備えている。

累計登録者数は2020年2月時点の約1万人から、LINE公式アカウントの友だち登録者を含めて約6年半で10倍となる10万人に達した(2026年8月末時点)。累計登録地域数は自治体や民間事業者、地域団体を含めて1,200地域を超え、掲載された累計プロジェクト数は24,000件を突破した。地域とユーザー間でメッセージのやりとりが行われた件数は累計88,670件に上る。

ユーザーの年代別割合は、20代が20%、30代と40代がそれぞれ21%、50代が25%、60代以上が11%となっている。居住地別では関東在住者が28%で最も多く、中部地方が18%、近畿地方が16%と続いている。

全年代で関心を集める「空き家」や「おひとりさま移住」

2025年9月1日から2026年8月31日までの1年間で、ユーザーがプロフィールで「興味あること」に設定したタグを集計したところ、1位は「空き家」、2位は「地域おこし協力隊」、3位は「おひとりさま移住」、4位は「宿泊・観光」、5位は「未経験歓迎」となった。

年代別では、20代を除く全年代で「空き家」が1位となった。総務省統計局が発表した「令和5年住宅・土地統計調査」では全国の空き家数が900万2千戸、空き家率が13.8%と過去最高を記録しており、社会課題と個人の滞在先ニーズが交差するキーワードとなっている。

また、50代と60代では「おひとりさま移住」が上位に入り、単身でのセカンドライフを検討する動きがみられる。さらに、都市部から地域に赴く「地域おこし協力隊」に加え、「宿泊・観光」など移住・定住を前提としない関係人口としての関わり方への需要も上位に並んだ。

利用者の半数以上が「幸福度が上がった」と回答

スマウトを通じて実際に地域と関わったユーザー59名を対象としたアンケート調査(実施期間:2026年7月24日~8月21日、全体回答者数184名)によると、64%が「移住した」「多拠点生活を開始した」「地域での仕事が決まった」など何らかの成果があったと回答した。また、56%が以前と比べて幸福度が上がったと答えている。

スマウトディレクターの小川功毅氏は、1,200以上の地域による発信やユーザーの参加に感謝を示し、今後も地域とつながるプラットフォームとして運営を続けるとしている。

カヤックは10万人突破を記念し、地域と自分を紹介する特製カード「出会いをつながりに変える!ひとこと箋」(1人100枚)を抽選で39名にプレゼントするキャンペーンを2026年9月3日から9月25日まで実施する。

本記事は株式会社カヤックの発表および総務省の公表情報をもとに作成。

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