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20代の46.9%が賃上げを実感できず 給与不満も転職活動中は11.3% ツナグバ

若手や未経験者向けの転職支援サービスを展開する株式会社ツナグバは、20代の男女311名を対象に実施した「物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート」の結果を公表した。調査によると、回答者の46.9%が賃上げを実感していないと答えたほか、年収200万円未満の割合は35.4%となった。また、給与や収入への不満から転職を意識している人は61.0%にのぼる一方、実際に転職活動を行っている人は11.3%にとどまる実態が明らかになった。

年収200万円未満は35.4%に減少も、約47%が賃上げを実感できず

現在の額面年収を尋ねたところ、「200万円未満」と回答した人は全体の35.4%(110名)となった。同社が2024年に実施した第4回調査の46.0%と比較すると10.6ポイント低い結果となっている。ただし、調査時期や回答者構成が異なるため単純な比較はできないとしている。

一方で、「賃上げ」に対する実感を聞いた設問では、「あまり実感がない」(29.0%)と「まったく実感がない」(17.9%)を合わせた46.9%が賃上げを実感していないと回答した。男女別では、実感がないとする割合が男性48.4%、女性45.5%と性別による大きな差は見られなかった。また、年収500万円以上の層においても86.7%が給与や収入に何らかの不満を抱えていることが示されている。

給与不満による転職意識は6割超、実際の活動層とは開き

給与や収入への不満が転職のきっかけになっているかという質問では、61.0%が転職を意識していると回答した。内訳は「転職を強く考えている」が18.6%、「転職を少し考えている」が31.2%、「すでに転職活動をしている」が11.3%だった。不満をきっかけに意識しつつも、実際に行動へ移している層は一部にとどまる傾向がうかがえる。

賃上げの実感度と転職意向を掛け合わせた分析では、賃上げを「十分実感している」と回答した層でも32.5%が転職を検討または活動中と回答した。年収別では、年収200万円未満の層において「転職活動中」が20.9%と各年収帯の中で最も高かった一方、同層で「特に不満はない」と回答した割合も20.9%存在した。

物価高の影響は「食費」が36.7%で最多

物価高による生活への影響を尋ねた自由回答の分類では、「食費」に関する内容が36.7%で最多となった。回答者からは、コンビニエンスストアの利用回数を減らしたという声や、スーパーマーケットでの会計金額が高くなったといった日常の支出に関する変化が挙げられた。

同社が2026年7月に実施した第8回調査では、20代の約97%が転職エージェントに不安や抵抗を感じる一方、「転職を前提としない無料相談窓口」には87.6%が利用意向を示していた。今回の結果と合わせると、収入への不満を抱えつつも、相談環境への懸念などが行動をためらわせる要因になっている可能性が考えられるとしている。

調査概要および会社概要

  • 調査名:物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート
  • 調査方法:インターネット調査(Surveyed by 100人アンケート)
  • 調査期間:2026年8月19日〜2026年8月21日
  • 調査対象:20代男女311人(男性155人、女性156人)
  • 発表元:株式会社ツナグバ

株式会社ツナグバ(代表取締役社長:仲村正俊、所在地:東京都千代田区神田美土代町1 WORK VILLA MITOSHIRO ホーム6)は、有料職業紹介事業や経営コンサルティング業務を行っている。

本記事は株式会社ツナグバの発表をもとに作成。

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