クラウドエンジンのIP電話りもふぉん、Google連携のシフト転送機能を提供開始
合同会社クラウドエンジンは、提供するクラウドPBX・IP電話「りもふぉん」において、新たに「シフト転送機能」をリリースしました。同機能は、Googleスプレッドシート上で指定した転送先に着信を振り分けることができるプレミアプラン向けのオプション機能です。
2020年にサービスを開始したりもふぉんは、クラウド上の専用050番号への着信を指定のスマートフォンに転送できるIP電話サービスで、累計契約数は1,900回線を超えています。2024年4月には曜日と時間帯ごとに担当者を割り振る「スケジュール転送」を公開していましたが、1か月分などの長期シフトをまとめて設定したいという利用者の要望を受け、今回の機能追加に至りました。
シフト転送機能は、タイムゾーンを設定した回線の呼び出し先を、Googleスプレッドシート上で指定した担当者へ自動で振り分ける仕組みです。設定可能なタイムゾーンは最大6つで、1か月以上先のスケジュール設定にも対応します。複数転送や050発信、留守番電話、未応答対応といった基本機能はそのまま利用可能です。
利用にはプレミアプランへの加入が必要で、オプション料金は1回線につき月額550円となります。なお、プレミアプランの月額基本料金(1回線あたり2,585円)および通信料などが別途発生します。また、別途有料で初期設定サポートや継続サポートも提供されます。

夜間対応や当番制業務での活用を想定
同機能は、当番制やシフト制で夜間・休日の応対担当者が変わる業種での活用が見込まれています。
- 訪問介護・訪問診療・介護施設:1か月分のオンコール表を登録し、手動切り替えの手間や設定漏れを防止
- メンテナンス・ビル管理・ITインフラ障害対応:24時間365日の障害対応や複雑な夜勤シフトへの対応
- 不動産管理・賃貸仲介:営業時間外の鍵紛失や漏水などの緊急連絡に対する持ち回り対応
- 医療機関:休診日や夜間の当番医・担当看護師への確実な転送切り替え
- 法律事務所・弁護士:夜間や休日の緊急受任窓口における日替わり・週替わりの担当者管理
初の外部連携機能を実装、多様な業種への導入実績も

同社代表は、在宅コールセンターやオンコール受付における切り替え忘れやタイムロスといった課題に対応するため機能追加を決定したとし、長期間のシフト設定を可能にするためサービス初となる外部連携を採用したと説明しています。開発エンジニアによると、Google APIを用いてスプレッドシートの入力内容を自動でシステムに取り込む処理を構築したとしています。
りもふぉんは現在、スポーツジム、製造業、新聞社、通信機器、自治体、医療機関など、幅広い分野で導入されています。

本記事は合同会社クラウドエンジンの発表をもとに作成
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