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エクスペリサス、Claude Codeを全社導入 743件のスキルを社内共有

エクスペリサス株式会社は、社員および業務委託メンバー計59名を対象に、米Anthropic社が提供するAIエージェント「Claude Code」を全社導入した。業務上のノウハウを「スキル」として蓄積・共有する社内基盤を構築し、AI活用を個人の技能にとどめず組織的な仕組みとして定着させることを目指している。2026年8月末時点で45名が743件のスキルと127体の業務別AIエージェントを登録した。

AI活用を仕組み化する3つの取り組み

同社は、一人の社員が見つけた効果的な活用法を全社で再利用し、誰が使っても一定の品質で業務を進められる状態を作るため、以下の3つの環境を整備した。

  • 全社員がAIを使える環境整備:経営陣を含む全メンバーを対象に研修を実施し、端末設定や認証、セキュリティ環境を全社共通で整備。
  • 業務ノウハウのスキル化と全社共有:業務手順をAIが実行できる「スキル」として共有基盤に蓄積。他の社員のAIも同じ手順を実行可能とし、登録者の多くは非エンジニア職が占めている。
  • 全社共有ルールの自動適用:配色や書体などのデザインシステムをAIが参照できる形式に整備し、デザイナー以外の社員が資料などを作成する際にもブランド規定が自動適用される環境を構築。

全社研修後の活用実態とアンケート結果

2026年7月から8月にかけて全社研修を実施した後の社内アンケートでは、回答者51名のうち71%(36名)が実務で月に数回以上AIを活用していると回答した。

非エンジニア職の回答者のうち53%が日常的に活用しており、その日常活用層の69%が「同じ成果物にかかる時間が半分以下になった」と答えている。また、実務で活用している層の72%が確認作業などの自動化または半自動化を実感し、50%が従来は他部署や外部へ依頼していた業務を自力で完結できるようになったと回答した。

生み出された時間の使い先としては「業務改善・仕組み化」が最も多く、次いで「企画・アイデア創出」が挙げられている。

※調査概要:社内Webアンケート/実施期間:2026年8月20日〜27日/対象:研修対象者59名/有効回答:51名(回答率86%)

今後の展望

同社は今後、登録されたスキルの品質レビューや部門横断での事例共有による「スキル基盤の運用定着」を進める。さらに、案件や体験コンテンツなどの社内データにAIが安全に接続できる基盤を整備し、判断を伴う業務への適用拡大を図る。定型業務の効率化によって創出した時間は、地域の担い手との関係構築やコンテンツ企画などの業務へ再配分していく方針としている。

東京都渋谷区に拠点を置く同社は、持続可能な観光による地方創生事業を展開している。

  • 会社名:エクスペリサス株式会社
  • 設立:2017年1月
  • 代表取締役:丸山智義
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷1-15-12 LAIDOUT SHIBUYA
  • 主な事業:高付加価値体験の開発・販売、訪日富裕層市場におけるBtoBプラットフォームの提供
  • URL:https://about.xperisus.com/

本記事はエクスペリサス株式会社の発表をもとに作成。

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