ジンベイ、生成AI活用のオーダーメイドSaaS GenAppを提供開始
ジンベイ株式会社は、基幹システムの外側に残された現場業務を自社のやり方に合わせて構築・運用できるオーダーメイドSaaS「GenApp(ジェンアップ)」の提供を開始しました。あらかじめ用意された100種類以上の標準部品を生成AIが要望に沿って組み立てる仕組みにより、要件定義書を交わすことなく業務システムを構築できます。同社はこれを「ソフトウェアファクトリー構想」と位置づけ、基幹システムとGenAppを組み合わせて会社全体の業務を回す状態を目指しています。
開発の背景と従来手法との違い
企業の骨格を担う基幹システムに対し、検査記録や日報、案件管理、配車管理といった現場業務は会社ごとに手順が異なるため、既製品では対応しきれず受託開発には数か月から半年を要していました。その結果、投資対効果が見合わずにExcelや紙の運用のまま残されるケースが多く見られました。
同社は複数のシステム開発を手がける中で、業種や企業が異なっても必要機能の大半は共通している点に着目しました。GenAppでは共通部分を部品化し、商談の場で動くシステムを構築して運用後の変更もその場で反映できるようにすることで、開発期間の短縮と要件の食い違い防止を図っています。
共通基盤による運用負荷の軽減とセキュリティ
業務ごとに個別のSaaSやシステムを導入した場合、操作習熟やアカウント管理、権限設定の手間がシステム数に応じて増加します。GenAppは複数業務を同一基盤上で構築するため操作方法が共通化され、権限管理や監査ログも一元化されます。
また、項目ごとのアクセス制御、約50種類の操作を記録する監査ログ、SAML SSO、IPアドレス制限を標準機能として備えています。基幹システムとの連携手段としては、API、Webhook、CSV入出力に対応しています。

想定される利用用途とAIによる自動化
専用のプログラム開発を行うことなく、営業案件管理(SFA・CRM)や受発注・請求処理、製造業の検査記録・不適合管理、図面管理などのシステムを構築できます。営業支援システムの移行例では、AIによる入力作業の肩代わりにより現場負担を軽減したうえで、ライセンス費用を約80%削減した事例もあります。
さらに、システム内には同社の「GenOCR」と組み合わせた帳票読み取り、入力内容の点検、担当者の自動振り分けや通知、日報の要約や文章検索といったAI処理を組み込むことが可能です。想定する分野としては営業・管理部門のほか、製造、建設・工事、物流・通関、医療・介護などが挙げられています。
製品概要および会社概要
GenAppの概要は以下の通りです。
- 製品名:GenApp(ジェンアップ)
- 製品分類:オーダーメイドSaaS(クラウドサービス)
- 主な機能:生成AIによるシステム自動構築、入力形式17種、ダッシュボード(最大30枚)、多段階承認・条件分岐、帳票PDF出力、AIによる帳票読み取り・点検・要約など、API・Webhook連携、権限管理・監査ログ・SAML SSO
- 料金:対象業務の範囲と利用規模に応じた個別見積
- 製品URL:https://jinbay.co.jp/genapp
提供元のジンベイ株式会社の概要は以下の通りです。
- 法人名:ジンベイ株式会社
- 代表者:代表取締役 上田 英介
- 所在地:神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階
- 設立:2024年5月24日
- 事業内容:AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス
- 会社HP:https://jinbay.co.jp/
本記事はジンベイ株式会社の発表をもとに作成しました。
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