三菱電機、ケミカンのSDS管理プラットフォームを導入 約2万件を一元管理
株式会社ケミカンは、同社が提供する「ケミカンSDS管理」が三菱電機株式会社に導入されたと発表した。三菱電機グループにおける約20,000件のSDS(安全データシート)の一元管理や、法規制チェックの自動化などを支援する。
導入の背景と課題
三菱電機グループの現場における化学物質管理では、SDSの保管・管理方法が各拠点に委ねられており、紙媒体とPDFが混在していた。そのため、約20,000件にのぼるSDSの横断的な検索や絞り込み、情報の最新性を維持する仕組みの構築が課題となっていた。
また、法令チェックは現場担当者が都度手作業で行っており、法改正や新規規制物質の追加に確実に対応できる体制の整備が求められていた。さらに、製造現場でのリスクアセスメントツール「CREATE-SIMPLE」への情報整理や入力作業に伴う工数負担も課題として挙げられていた。
今回の導入により、三菱電機では本社人事総務部安全健康グループが主管となり、全社共通のSDSデータベースを構築して約20,000件のSDSを一元管理する体制を整えた。
具体的な導入効果として以下の点が挙げられている。
- SDSの一元管理:全社共通データベースにより、必要な情報への迅速なアクセスと情報鮮度の維持を図る
- 法令チェックの自動化:国内外50以上の最新法令規制対象物質リストに基づき、対象物質を含むSDSを毎日自動でリストアップして確認漏れを防止する
- リスクアセスメント業務の効率化:CREATE-SIMPLEの指定形式で必要な情報をワンクリックでダウンロード可能にし、転記や入力にかかる作業負担を削減する
三菱電機のコメント

三菱電機の人事総務部安全健康グループマネージャーである松嵜氏は、紙とデータの混在や更新漏れ、手入力の作業負荷といった課題に対し、「ケミカンSDS管理」の導入を通じて確実かつ効率的な管理を実現し、グループ全体での化学物質管理強化と安全で安心な作業環境の実現に取り組んでいくとしている。
関連企業の概要
三菱電機株式会社
- 設立:1921年1月15日
- 代表者:漆間 啓
- 所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
株式会社ケミカン
- 設立:2015年4月
- 代表者:代表取締役 清水 俊博
- 資本金:3.5億円
- 所在地:東京都中央区築地3-7-1 TSUKIJI GRANDE 2F
- 事業内容:SDS管理プラットフォーム「ケミカン」の開発・提供
本記事は株式会社ケミカンの発表をもとに作成しています。
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