EC事業を展開するShopifyと、物流大手のヤマト運輸が、国内EC事業者向けに新たな配送サービスを提供することを発表した。2024年3月下旬からこの新サービスの提供を開始し、購入者の利便性向上やEC事業者の業務効率化に貢献することを目指す。

機能と、ヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストア、オープン型宅配便ロッカー等で商品を受け取ることができる機能が提供される。

新型コロナウイルスの影響でEC市場は拡大の一途をたどり、購入者の受け取りニーズも多様化している。一方で、購入者の利便性向上に貢献する機能やサービスの導入は、特に中小規模のEC事業者にとってはハードルが高い状況だ。そんな中、Shopifyとヤマト運輸が提携し、新たな配送サービスを開始することとなった。この新サービスでは、購入者が購入前に最短お届け予定日を確認でき、またコンビニエンスストア等で商品を受け取ることが可能となる。

この新サービスの提供は2024年3月下旬からとなる。具体的には、購入者がECサイト上でお届け先の郵便番号を入力すると、最短お届け予定日が自動で表示される

この新サービスは、購入者の利便性向上だけでなく、EC事業者の業務効率化や再配達の削減にも貢献することが期待される。購入時に最短お届け予定日が分かることにより、購入者の利便性は向上し、購入率の向上にも寄与するだろう。また、自宅以外の場所で商品を受け取ることが可能となることにより、再配達の削減といった物流効率化にもつながる。

Shopifyとヤマト運輸の提携による新サービスは、国内EC事業者にとって大きなメリットとなりそうだ。今後も両社は、国内EC事業者の業務効率化や、購入者の利便性向上に寄与するサービス提供を行っていくとのこと。

Shopifyとヤマト運輸の提携による新サービスは、購入者の利便性向上とEC事業者の業務効率化に大きく貢献する可能性がある。購入者は購入前に最短お届け予定日を知ることができ、受け取り場所も自由に選べるようになる。また、EC事業者は購入率の向上や再配達の削減による業務効率化が見込まれる。今後、このような提携による新サービスがどのように国内EC市場に影響を及ぼすのか、引き続き注目が集まりそうだ。