介護施設向け夜勤代行サービスが提供開始
テオ株式会社は、介護施設における深刻な人材不足と夜勤シフトの負担増加を解消するため、「夜勤帯シフトまるっとお預かりサービス」を2024年6月より開始する。
介護職員の有効求人倍率は2022年度で約3.9倍と全職種平均を大きく上回っており、特に夜勤スタッフの確保が難しい状況だ。多くの施設が人材不足による負担増加、サービスの質低下、職員の離職といった課題を抱えている。
同社のサービスは、介護施設の夜勤帯における入居者へのケア、見守り、緊急事態対応等の業務を丸ごと請け負うものだ。これまで横浜市、川崎市の介護施設に100名を超えるスタッフを派遣した実績があり、派遣スタッフの70%が介護福祉士の資格を保有。また、派遣エントリーの90%が夜勤専従を希望しており、安定した人員供給が可能だという。
サービス導入のメリットとして、人材不足の解消、コスト削減と効率化、サービスの質向上、リスク分散、柔軟な対応などが挙げられる。すでに複数の介護施設から夜勤シフトにおける課題解決、サービス向上に評価を得ているとのことだ。
料金プランと導入フローは人員の配置、夜勤シフト時間により変動するため、相談の上決定するという。
介護業界における人材不足は深刻化しており、特に夜勤スタッフの確保が難しい状況だ。テオ株式会社の「夜勤帯シフトまるっとお預かりサービス」は、こうした課題を解決し、介護施設の運営を支援するものとして期待される。