クラウド型CTI／コールセンターシステム「BIZTEL」を展開する株式会社リンクと、生成AIを活用した業務改善を推進する株式会社AI Shiftが提供する「AI Messenger Voicebot」とのシステム連携が実現しました。これにより、ボイスボット運用時の通信コスト削減や、顧客応対の効率化が期待されています。

クラウド型CTI／コールセンターシステム「BIZTEL」を展開する株式会社リンクは、AI音声自動対話サービス「AI Messenger Voicebot」とのシステム連携を実現しました。これにより、ボイスボット運用時の通信コスト削減や、オペレーターに顧客応対を引き継ぐ際の課題解決が期待されています。提供開始は2024年4月を予定しています。

このシステム連携により、ボイスボットによるコールセンター業務の効率化・自動化が進むと見られています。現在、電話業務における人手不足の対策として、生成AIなどの人工知能への注目が集まっており、音声対話が可能なボイスボットは、オペレーター業務削減の効果的なソリューションとして期待されています。

BIZTELとAI Messenger Voicebotの連携では、SIP（Session Initiation Protocol）を利用したシームレスな情報伝達が可能となり、通信コスト削減や業務効率化が期待できます。また、ボイスボットによる応対履歴をオペレーター用のBIZTEL操作画面に表示させる機能の開発も進めています。

この機能が実現すれば、顧客が自分の要件を何度も説明する必要がなくなり、ユーザビリティ向上につながるとともに、オペレーターが迅速に対応できるようになるため、応対品質の向上や顧客満足度の向上も見込まれます。

リンクとAI Shiftは、今後もシステム連携などの協業を通じて、電話応対業務の自動化を後押しし、コールセンター運営のさまざまな課題解決と業務効率化を促進していきます。

BIZTELとAI Messenger Voicebotの新たなシステム連携が、コールセンター業務の効率化と自動化を進める一方で、顧客満足度の向上にも寄与する可能性を秘めています。両社の協働により、より効率的で高品質なサービスが提供されることを期待しています。