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再エネ資産の価値最大化を目指す「ライフプロシューマー合同会社」が事業を本格始動

ライフプロシューマーが事業を本格開始 系統用蓄電池やFIP転換など4領域を展開へ

CATEGORY: ビジネス

再生可能エネルギー資産の価値最大化を目指すライフプロシューマー合同会社が、事業を本格的に開始しました。同社は専門パートナー企業と連携し、系統用蓄電池、FIP転換戦略、バリューアップ事業、データセンター事業開発支援の4領域にわたるソリューションを一貫して提供します。再生可能エネルギーを「つくる」「調整する」「消費する」までを一体で支援し、エネルギー自給率の向上とカーボンニュートラル社会の実現への貢献を目指すとしています。

背景と事業展開の狙い

日本では太陽光発電の導入が進む一方、初期に導入された発電所の経年劣化や、FIT終了後の収益設計、出力変動に対応する蓄電機能の確保といった課題が顕在化しています。特に2012年〜2015年に導入されたFIT大規模太陽光発電所(約26GW)では、2032年以降にFIT買取期間の終了が本格化するため、既存設備の性能回復に加え、FIP制度や蓄電池を活用した収益構造の再設計を含む「FIP転換戦略」が重要になるとされています。同社はこれらの課題に対し、複数の事業を連携させて対応する方針です。

展開する3つの中核事業

事業展開においては「創る」「調整する」「消費する」の3点を軸に据えています。

「創る」領域では、旧サイズ対応の高出力太陽電池モジュール「REBORNシリーズ」を活用し、既存の架台やPCS等を可能な限り活かしながら、モジュールの更新や発電量改善、発電所の長寿命化を図るバリューアップ事業を支援します。FITからFIPへの移行可能性を含む「FIP転戦略」の支援も行います。

「調整する」領域では、出力変動への対応や電力需給の柔軟性向上に向け、用地の案件開発や系統用蓄電池の案件形成・開発支援を展開します。市場連動型の売電やアグリゲーター等との連携、蓄電池の選定など複数の選択肢を比較し、中長期の収益性向上を目指す戦略を支援します。

「消費する」領域では、電力とデータ処理インフラを一体最適化する「ワット・ビット連携」を通じ、生成AI普及に伴う電力需要増と再エネの地域偏在を同時に解決し、賢く消費する社会インフラの構築支援を進めるとしています。

リプレイスおよびリパワーリング向けの高出力モジュール「REBORNシリーズ」は、旧型モジュールに近い外形寸法や電気特性を重視して設計されています。旧60セル相当サイズの320Wモデルと、旧72セル相当サイズの400Wモデルを揃え、更新工事に伴う負担の抑制と発電性能の向上を両立させる狙いです。

1MW発電所あたりの参考シミュレーション(通常モジュール劣化率0.8%/年)によると、更新前の発電量約1,072 MWhに対し、REBORNへの更新後は約1,250 MWhとなり、年間で約178 MWhの改善量(改善率+17%)、年間約78 t-CO₂の削減が見込まれるとしています。

同事業は、代表を担う株式会社オフィス・サンが事業構想・案件形成・全体推進を主導し、オデッセイグループ株式会社が再エネ開発や機器調達力を、株式会社ケイワイプロテックが事業と土地開発力を提供する形で連携します。

バリューアップ事業ではすでに関東エリア、中部エリア、中国エリアで3件の実績があり、系統用蓄電池の開発支援を通じた運転開始案件も生まれています。今後は九州エリアでライフプロシューマーの本社機能を充実させてマーケティングを強化するほか、関東エリアではオデッセイグループのネットワークを活用して提案を強化し、初年度60MWの受注を目標としています。

会社概要

ライフプロシューマー合同会社

  • 所在地:〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-1-33 はかた近代ビル7F
  • 代表者:代表社員 (株)オフィス・サン 職務執行者CEO 松本照生
  • 設立日:2025年10月23日
  • 事業内容:系統用蓄電池事業、FIP転換戦略、太陽光発電所バリューアップ事業等の企画・コンサルティング・データセンター事業開発支援
  • サービスURL:https://lifeprosumer.com

本記事はライフプロシューマー合同会社の発表をもとに作成されています。

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