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公道カートの車庫設置に8割超が危険や不安 ニッポンモンダイが意識調査

物語的シンクタンクのニッポンモンダイは、外国人観光客に人気の公道カートの発着場所に関する意識調査を実施しました。調査の結果、公道カートの車庫や出発地点が身近になった場合、8割超が危険や不安を感じていることが分かりました。また、事故が起きる前に対応すべきだとする声が約9割を占めるなど、住宅街などに設置される車庫への規制やルールの必要性が浮き彫りとなっています。

車庫や出発地点の身近な設置に8割超が「危険・不安」

調査において、公道カートの車庫や出発地点が自分の身近になった場合について尋ねたところ、「危険だと思う」が43.3%、「やや不安」が39.0%となり、合わせて82.3%が危険や不安を感じていると回答しました。生活圏にカートの拠点が設置されることに対し、多くの周辺住民が明確な危険性を認識している状況が示されています。

また、自宅の近くに公道カートの車庫が設置された場合については、「受け入れられない」が35.4%、「条件付きなら可」が47.3%となり、8割以上が手放しでの受け入れには否定的な姿勢を示しました。

事故前の規制やルール見直しを求める声が約9割

公道カートに対して「事故が起きない限り警察が対応できないケースがある」という現状については、「事故前に規制すべき」が46.7%、「条件付きで規制すべき」が41.3%に上りました。これらを合わせると88.0%となり、全体の約9割が事前の規制やルールの見直しを求めています。走行中の取り締まりだけでなく、拠点となる車庫への規制など、未然にトラブルを防ぐ枠組みへの需要がうかがえます。

自宅近くへの車庫設置について「条件付きなら可(47.3%)」と回答した人を対象に、身近に設置された場合の意識をクロス集計したところ、「危険だと思う」が23.9%、「やや不安」が62.0%に達しました。合わせると85.9%となり、容認派に見える層であっても、実際は約9割が慎重な姿勢をとっていることが明らかになりました。

生活道路の安全を守るため車庫への制度設計を提起

ニッポンモンダイは、公道カートのトラブルが現場の走行マナーに焦点化されがちである一方、本質的な問題は規制の緩い住宅街に車庫が作られ、生活道路に観光客が直接放たれる構造にあると指摘しています。地域住民の安全な暮らしを脅かす新たな観光公害(オーバーツーリズム)として捉え、観光と暮らしを両立させるためには、走行場所だけでなく発着する車庫にも目を向けた制度設計が求められているとしています。

調査概要

  • 調査名:観光用公道ゴーカートの発着場所に関する調査
  • 調査対象:東京都・大阪府の男女300名(15~89才、男女各150名)
  • 調査方法:インターネット調査(Freeasy)
  • 調査時期:2026年5月26日
  • 調査主体:ニッポンモンダイ(企画・運営:株式会社ワールドエッグス)

本記事はニッポンモンダイの発表をもとに作成しました。

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